2015年06月15日

ずっと健康でいてください

 我が国では車を持っている人間に2年に一度試練が訪れる。
 それは


 車 検


 去年の10月にめでたくわたしのものとなった「いとしいしと」ことMr.クーパーですが、今日、その車検をすませることができました。
 購入する際、車検がついていないと言われていたのですが、「よく車検証みたら来年の6月でしたハハハ」という回答があって、そのときはひとまず安心。しかしついにそのときが来てしまいました。
 車検――。5月には自動車税を搾り取られ、そして6月には車検(6月に車検は珍しいと言われました、理由は忘れた)。しばらく働いていなかったので非常に痛い出費です。しかも今までの軽じゃなくて普通車。さらに外車。そのうえ重量調べてみたら小さいくせにクーパーさんは意外とデブで筋肉質で、1トンを越える「中型車」区分。
 乗ってみればわかるのですが、BMW MINIはドアがアホみたいにブ厚く、ものすごい防御力であることがわかります。たぶん撃たれても平気。あれ乗ってると日本車に乗ったとき不安になるんです。こいつ防御紙すぎね? と。
 欧州やアメリカは鹿などの野生動物が車道に現れることが多く、車の装甲基準が鹿(鹿とぶつかっても中の人が大丈夫かどうかが基準)という話を聞いたのですが、あながち都市伝説ではなさそうな気がします。
 だから小柄なわりに重いんですよ。車検のランクは重量で決まります。軽自動車は4万円前後ですが、中型車は7万円前後。トホ。
 そしてネットで「BMW MINI 車検」で検索すると、恐るべき総額がヒットします。ディーラーに任せようもんなら数十万です。いやそれが嫌なら日本車の軽にしろよって話ですけどね。
 今とってもビンボーなわたしは、一時期本気でユーザー車検を検討していたのですが、そのユーザー車検+数千円でやってもらえるところを見つけだし、そこにお願いしてきました。
 やれマフラーが黒いだのオイルが漏れてるだのなんかここの謎のパーツ取り替えなきゃダメだの、そんなことはいっさいありませんでした。ただ、ヘッドライトの光軸が引っかかったみたいで、ここの調整で3000円ほど追加徴収されましたが。
 前にチェーン店でパジェロミニの車検したとき、謎のパーツ取り替えろって言われて7万円むしり取られたことがあります。総額10万以上かかりました。確かにそのパジェロミニはオンボロでしたが、のちのち調べてみたらそこの店はボッタクリ車検で悪名高いところだったのです。わたしは深く反省し、高い授業料と思うことにしました。
 走行6万キロ越え、平成19年車、外車ということで覚悟していたのですが、非常に良心的にやってくださいました。前にタイヤ交換でもお世話になったのですが、今後もあのお店を贔屓にしたいと思います。

 そしてMr.クーパー、2年後もこんなふうにすんなり車検通ってね。大事にするから、ね……。
 オイル交換もしようね……。ガラスコーティングもかけ直してあげる。もっともっときれいにしてあげるから。ねえ、いっしょにいろんなところに行こうよ、ねえ……。(ナデナデ)
posted by モロクっち(諸口正巳) at 20:54| Comment(3) | 日記

2015年06月05日

グゴゴゲガッカッ

 実に2ヶ月前からですね、胃の調子が悪いんです。
 いや、胃なのか? 胃よりちょっと上と言ったほうが正しいだろうか?
 これはたぶん逆流性食道炎ってヤツだなとド素人判断をして、近くの病院に行ったのが4月のこと。症状から医師も逆流性食道炎っぽいと言い、処方箋を出してくれたのですが……。薬を飲みきってもあまりよくなりませんでした。
 ということはちゃんとした検査をすべきだな、とはド素人でもわかることです。
 でも5月は執筆と新しい職場での仕事にいっぱいいっぱいだったので、胸焼けを抱えたまんま1ヶ月過ごしました。もしもこれが癌だったらきっとこの1ヶ月が命取りということになっていたでしょう。
 胃カメラのんだことないんだよなあ。グゴゴゲガッてなって超苦しい超拷問って聞くもんなあ。そもそも1回診察受けてから予約しなくちゃならないんでしょ? めんどくさいなあ。
 と、病院好きなわたしもさすがに尻込みしていたのですが、今日やっと、祖父母が「あそこの胃カメラはラクだった」とすすめてくれた病院に行ってきました。しかもこの病院は(胃をカラッポにしておけば)即日検査をしてくれるのです。
 存在を噂には聞いていましたが、ここの病院の内視鏡は鼻から突っ込むタイプなのでした。でも職場とかで「いや鼻からやったって胃カメラは胃カメラだ、苦しかった」という経験談も聞きました。たぶんなんぼかマシって程度なんだろうなと思いました。いやのどに突っ込む従来タイプのんだことないから比較もなにもできないのですが。
 本日午前中に車で30分かけて突撃。遠いわ。

医「ここがいちばん苦しいところなので頑張ってください」
モ「…………」
医「ずいぶんのむの上手ですね、ほんとに初めてなんですか?」
モ「クケカッ」

 初めてわたしは自分のハラワタを見ました。某ヤクザになった気分です。でも素人目に見てもキレイな状態でした。あんなピンク色なんですね。胃の入口と出口(幽門っていうんでしたっけ)はなんかグロかったですが感動をおぼえました。これがさんざん書き散らしてきたハラワタか!!
 というわけで初めての胃カメラは思っていたよりかなりラクでした。いやこれから毎日やれって言われたら土下座してお断りしますけど。喉通ってくときより、胃の中をぐりんぐりんされてるときのほうが、激しい違和感あって不快でした。
 胃カメラ自体より、事前に麻酔かけられてから謎の管を鼻に前もってブッ刺されるのが痛かったですし、何よりくつじょく的でした。だってここの病院即日検査ってことでたぶん人気なんでしょう、待機室に次から次へと患者さん入ってくるんですよ。で、そこには鼻に管ブッ刺された状態で横たわるわたしがいるわけです。
 カーテンあるのに閉めてくれないんですよ(笑)。まあどうせその部屋に入った人たちみんな鼻に管ブッ刺されるんですけど。

 そしてこんなに苦労したにもかかわらず食道はきわめて健康でした。胃がちょーっと荒れてるかな? という程度のようです。それならなんで2ヶ月もずっと調子悪いのか逆に不安なんですが、前に処方されたものとはちがう薬を出されたので、しばらく様子をみることにします。
 なかなか面白い体験ができました。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 19:37| Comment(2) | 日記

2015年06月01日

なんかめっちゃ暑いんですけど

 Twitterでは言っているのにこっちでは言ってないということが多すぎる昨今。
 5月頭から本格的に社会復帰しました。3月からぼちぼち仕事を探していたのですが、恥ずかしながら本命の働き先が不採用。同じ時期に履歴書を出したところも書類選考の段階で落ちました。うーんこれはどうするかな、と次を探していたところに、いい話が転がり込んできたのです。……なんかこういう書き方すると闇の匂いがするな(笑)。
 これがとてもいい職場で、立て続けに不採用食らったのは運命だったんじゃないかと乙女みたいなことを考えておりました。
 ただ問題は、早朝からのフルタイムということです。働く前からそこは心配でした。寝たきり3ヶ月+ぐうたら職探し3ヶ月が明けたらいきなりフルタイム。身体がもってくれるかどうか。
 しかし現在の職場はちゃんとお昼に1時間休憩をもらえるのでなんの問題もありませんでした。
 5月中旬までは、早朝に職場へ→帰ったら寝る→小説書く→寝るという1日の繰り返し。ほんと頭の中ヤクザのことばっかりですよ。それで気がついたら5月が終わってました。4月上旬には、行ってみようと思っていた地元の催し物とかあったんですけれど、それすらすっかり忘れていました。
 そして今日、ふと我に返ったら、なんかすごく部屋の中が暑いんですよね。
 職場は妙にひんやりしているので季節の変化があまりわかりませんでした。でもいつのまにか春が終わっていたのです。そして今年ももうじき半分が過ぎようとしているわけですよ……。
「まだまだ先の話だな」と思うことはいつもたくさんあるんですけれど、気がつくとその日があっという間に目の前に迫っている。最近はなんだかそんなふうに生きています。


 ムーンライトノベルズで連載中の『明日は廃墟でふたりきり』、思った以上にご好評をいただけて嬉しいかぎりです。そろそろ話も中盤に入っていくかなといったところです。ドキドキしていただけたら幸いです。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 22:20| Comment(0) | 日記

2015年05月20日

新作連載開始



 というわけで!
 今年もヤクザ始めました。
 一応本文にもURL載せときます。
 http://novel18.syosetu.com/n4735cr/
 相も変わらず、エロよりグロで18禁な感じの小説です。
 更新作業しているあいだ、外ではしとしと雨が降っておりました。
 毎週水曜・土曜の更新で、完結は7月中旬になると思います。
 どうぞよろしくお願いいたします!
posted by モロクっち(諸口正巳) at 18:22| Comment(5) | 日記

2015年05月15日

新作告知(遅い)

 ほぼ1ヶ月ブログをサボってしまいなんだか申し訳ありません。例によってTwitterはやってましたが、それでも、5月に入ってからはその余裕すらもなくなりました。いやべつにぐあい悪くなったわけじゃないです。去年11月〜12月と同じくらい、いやヘタしたらそれ以上、集中して書いておりました。
『謳えカナリア』は無理せず、書けるときに書こうというスタンスでしたからねー。
 でも今回は、4月中旬に電撃的に次の仕事が決まり、5月1日から勤務ということになりましたので、なんとか4月で字数を稼ぐのだ!! と、食事と睡眠以外のほとんどすべての時間を執筆にあてていました。その結果、4月中に10万字書くことができました。4月中に7万字、という目標でしたが、貯金する結果となったのはよいことだと思っています。疲れましたが……。

告知.jpg

 新作は『明日は廃墟でふたりきり』。わたしは明日廃と略しています。
 ヤクザ小説です。しかもバイオレンスれんあい小説です。またかよ。
 公開先はムーンライトノベルズ様。18禁です。
『毎日がメリー・バッド・エンド』と同じ舞台ですが、続編ではありません。まだ祠門さんが第四支部にいる頃の話ですし、毎メリを読まなくても理解できる内容にしました。
 また、今回は毎メリよりもファンタジー色が強めです。
 ヒロインはメンヘラ気味ゴシックファッション娘の須川香澄。
 ヒーローはチンピラにしか見えない凄腕ヒットマンの深谷靖。
 そうですヤスです、なんかすみません。



 このツイートがわたしにとってのすべての始まりでした。
 人名生成ツールhttp://namegen.chobitool.com/でお遊びにヤスのイロの名前「須川佳澄」を決めていたのですが、なんだかこのツイート後、もうそうがメラメラ燃え上がってしまって仕方ありませんでした。
 さらにのちにたわむれに姓名判断したら、「佳澄」より「香澄」のほうがキャラの性格に合っていたので、漢字を変更。もうこの頃にはヤクザ書きたい熱が完全に抑えられなくなっていました。犯人はヤスです。
 次の新作ネット小説はどうしようかと、カナリア後ずっと悩んでいました。ムーンライトノベルズ向けでダークファンタジーを書こうと思ってプロットまで作ったのですが、どうしてこうなった状態です。まあダークファンタジーといえばダークファンタジーなんですけど……。
 16万字ほどになりましたが、これから削ったり足したりする作業に入ります。
 でも、予定どおり、5月中には連載を始められそうです。
 投稿日時を確認したら、毎メリマッドヘッドラヴ完結からほぼ丸1年。
 またあちらでよろしくお願いします。

 あ、グロいです。
 たぶん毎メリより。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 22:07| Comment(5) | 日記

2015年04月17日

書こう!

 特に書くこともなしな堕落した生活を送っていました。ダラダラしたくてしていたわけではないのですが。
 小説を書きたい気はあるし、ネタが次から次へと浮かんでは来るのですが、なかなか「書く」までにいたらないという毎日でした。『謳えカナリア』書き上げて燃え尽きたんじゃないかと思っていましたが、12月から短編を2本上げてるんですよね。だからスランプとはちょっとちがう気がしました。
 気分転換に旅行にでも行くかなあ、なんて思っていたところに、「久しぶりに親戚の家に泊まりに行こう」と母が言い出しました。車で3時間くらいの旅になります。ちょうどいいや、と思って承諾しました。出発は明日でした。そのはずでした。
 ……今日、その親戚がインフルエンザにかかったという知らせが飛び込んで来ました……。
 わたしたちは行く気満々で準備万端、向こうも迎える気満々で準備万端だったのですが。残念ですが延期です。明日明後日の予定は吹っ飛びました。
 12月上旬、まだ体調が万全ではない頃、わたしもインフルエンザにかかってしまいました。11月下旬に予防接種を受けたのですが、どうやら間に合わなかったようです。あるいはわたしの体力が落ちていたからかもしれません。ほとんど外に出ていなかったのにやられましたからね。

 そして冒頭の話に戻りますが、気分転換はあまり必要なくなったようでした。



 小説を書いております。ガリガリ書けるようになりました。
 しかしながらわたしの中には「7万字の法則」というものがあります。7万字を越えるかどうかが完結のカギなのです。最初調子よくても、途中で詰まってしまったり、「やっぱこれ面白くないな」とボツにすることはよくあります。
 しかし、7万字書けたら、かなりの確率で完結させられるようなのです。これがわたしの7万字の法則。
 今のお話も、7万字を越えられたら、タイトルやらあらすじやら告知したいと思います。
 ムーンライトノベルズ向けです。まあ気長にお待ちください。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 22:44| Comment(0) | 日記

2015年04月06日

ほかのだれかがすんでいる

 おお早いものです、4月が始まってから1週間が経とうとしているではありませんか。




 ……という話を両親にしたら、父は「座敷童じゃないか?」と言って笑ったのですが母はおびえてしまいました。
 こういう謎の物音って十中八九ネズミが犯人だと聞いたことがあります。わたしは生きたネズミを地元で見たことがないし、見たという知人友人はいませんでした。でも死体を見たことはあるし、トンビが食べているところを見たこともあるので、北海道にも生息しているのでしょう。
 しかし犯人がネズミだったとしても母にとっては地獄。母はハムスターもダメなくらいネズミが嫌いなのです。ミッキーすらネズミだと思うとあまり好きにはなれないようです。そのネズミ嫌いぶりはドラえもんにも通ずるものがあります。
 わたしも気味は悪かったですがあまり気にしないことにしました。実はかなり前から1階の居間にひとりでいると、同じ足音や物音は聞こえていたんですが、父だと思っていたんですよ。でもその父がいないのに聞こえてしまったので、じゃあ今までずっと「かれ」は家にいたのだろうかと思いました。
 足音や物音が聞こえるのは、わたしが1階にいるときに限られました。2階で音を聞いたことは一度もないのです。どうやら気を遣ってくれているようです。
 だからわたしはあまり気にしないで熟睡しました。

 両親は数年前からこの時期にふたりで旅行に行くようになりました。父が今時期しか長い休みを取れない職業だからです。わたしはひとりで静かな誕生日を過ごしました。
 いつもふたりが占領しているテレビが使い放題。『ファイト・クラブ』も『その男、凶暴につき』もタモリ倶楽部の録画も見放題、ゲームもし放題。まったく贅沢な数日間でした。
 そして料理なんかろくにできないのに、不思議とこれほど自由になると、逆に外食には行きませんでした。ヘタクソながらも自炊していました。もちろん料理はどれもマズくて完食できないほどでした。本当にわたしが作る料理はマズイんですよ。そのうえ見た目が残飯みたいです。たまに作ると両親も無言で食べます。
 青山灯子はわたしの願望から生まれたキャラクターかもしれません。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 22:50| Comment(3) | 日記

2015年03月30日

ミライなき世界の物語

 おお。
 ついに、とうとう、この日が。
 わたしはもうミダス王の床屋のように穴を掘ってその中に頭突っ込んでこのニュースを叫ばなくていいのだ。いや実際にはやってませんけど頭の中ではやってました。

『謳えカナリア』が書籍化されます!
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4662551
http://ncode.syosetu.com/n3565cm/

 pixiv様のミライショウセツ大賞第二期テーマ部門『恋と同居』にエントリーしたこの作品を、優秀作品として選定していただきました。エンターブレイン様より、B6判書籍として出版されます。『オーバーロード』や『ログ・ホライズン』と同じ大きさと言えばイメージしやすいでしょうか。アルファポリス様等、ネット小説の書籍版として昨今は身近になってきたサイズです。
(担当さんがファミ通文庫編集部の方だからか、インフォメーションはファミ通文庫からされるようです)
 このサイズで一度本を出してもらいたいなあと思っていたんですよ……!
 これだけでも躍り上がるほど嬉しいことなのに、イラストがですね。
 イラストがTHORES柴本先生なのです!!

 わたしにはとほうもない、かないそうもない夢がありました。
「月に行ってみたい」と同じくらい、夢のまた夢のことでした。
 書店でTHORES柴本先生担当の表紙の本を見るたび、夢みていました。
『好き勝手に書いたスチームパンク風の小説をどこかに出版してもらえて、THORES柴本先生にイラストを担当してもらえたら、どんなにしあわせなことだろう』
 どんなに大それた夢でも、夢みるだけなら自由です。そういうのはむなしいことだとからかわれても、夢をみるのは自由です。
 だからこのとほうもない夢が叶う日がくるなんて、思いもよりませんでした。わたしは頭の中の地面に穴を掘ってそこに向かって叫びました。今日まで叫び続けました。
 でも今日からはこうして堂々と叫ぶことができます。なんてしあわせなことだろう!

 しかしながら複雑なものを感じずにもいられません。
 わたしが去年ブラック企業に就職して、病気になって休職しなければ、この作品は書かなかったにちがいないからです。元を辿ればあの会社のおかげということになるのでしょうか? いや、まさかね。

『謳えカナリア』は今夏発売予定です。まだすこし間がありますが、楽しみにしていただけたら嬉しいです。
 わたしも、とても楽しみにしています。
 そしてたくさんの閲覧や感想や応援を、ありがとうございました。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 21:34| Comment(4) | 日記

2015年03月28日

久しぶりにいあいあしてました

 ああこのキャラ作ったのいつだっけな、と思ってツイートさかのぼったら、ほとんどちょうど1年前だったことを知って驚きました。気持ち的には数ヶ月前だったんですよ。でも考えてみればそれくらい経ってるはずなんですよね。わたしにとって、2014年は半分ばかりキングクリムゾンされているのですから。
 そうかあ、こいつ作ったの1年前かあ。

『ヤクザな退魔外伝 神無沼』
 http://ncode.syosetu.com/n1920cp/

 本日投稿した、久しぶりのヤク退です。短編です。クトゥルフものです。いあいあしています。
 数日前から書いていました。書くうちにどんどんのめり込んでいって、昨日は刀剣乱舞をプレイすることさえ忘れてしまいました。
 これにほぼ初登場したヤクザ深谷靖ことヤスが、ほぼ1年前に作ったキャラクターです。
 クトゥルフTRPGの現代日本シナリオに、オンラインセッションで参加する際、探索者(プレイヤーキャラクター)として作成しました。セッションはその一度きりしか参加していません。
 TRPGは好きですが、スカイプでのセッションはわたしに向いていませんでした。電話がとても苦手だからです。無理を言って、後半はわたしだけチャットで参加していました。皆さん快くチャット参加を認めてくださいましたが、非常に申し訳なく思ったので、それ以後の参加は控えました。そもそも6月に就職したのでスケジュール的にも無理になりましたしね。
 そんなわけで、ヤスは「描写はほとんどされていないけど、第四支部と松島組にいる」キャラクターのひとりでした。一応毎メリ『マッドヘッドラヴ』にちょっとだけ出ていますが。
 なぜ急に彼が書きたくなったのかよくわかりません。もしかしたらヤクザリストを作ったのが原因かもしれませんが……。ああ、これも更新しなきゃですね。



 
 クトゥルフものを書いたのは久しぶりでした。
 とはいえ、人間ごときが太刀打ちできないような名状しがたい存在はちょくちょく書いていましたし、すんなりあっちの世界(笑)に戻れたかなと思います。そもそも、クトゥルフを知らなければ〈アーカイヴ〉や〈さまよえる針〉も思いつかなかったでしょう。高校生のときに読み、大学時代にかけてどっぷりはまったクトゥルフ神話は、わたしの中で確かに今も息づいています。
 TRPGでクトゥルフを知ったという方々には、ぜひぜひたくさん実際の神話を読んでいただきたいと思っています。しょーもないのもけっこうありますけどね(笑)。あと肝心の御大の文章が読みにくいという……。

 ヤスはけっこうなお気に入りとなりました。
 セッションの際はチンピラな見た目どおりのチンピラな性格でしたが、今回まともに描写するにあたって、クールな性格に変えました。マッドヘッドラヴで冷酷にひと殺してますしね。見た目チンピラなのに基本冷静で、撃つときいちいち「死にやがれェアア!」とか言わないヤクザ。ギャップを楽しみたかったのです。
 途中、彼がSAN値の減少により一時的にバグるところがわたしの中のハイライトです。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 22:46| Comment(0) | 日記

2015年03月15日

運と根気がものをいう

 3/10のサーバー増設の折、『刀剣乱舞』始めてみました。
 ゲーム稼働直後からTwitterのTLは刀剣で賑わうようになっていたのですが、「ふーん、まあそのうちやってみるか」と呑気に構えていたらすぐにサーバーが満員御礼に。ナメてました。すいませんでした。
 3/10の17時にサーバー増設という情報は得ていましたが、思ったとおり(笑)、すっかり忘れてしまいました。気づいたのは18時すぎ。ハハハもういっぱいだよねと思ってダメ元で行ってみたら、意外にも、まだまだ余裕がありました。それでも11日には増設分もいっぱいになってしまったようですが。抽選じゃないんだ、と意外に思いました。実は艦これも以前少しだけプレイしたのですが、そのときは抽選だったんですよね。

 やっぱりもえもえなおんなのこを集めるよりは、武人を集めるほうが楽しいです。オヤジいないのが残念ですけど、まあ仕方がない。乙女ゲーでもオヤジキャラは希少種だからね。絶滅危惧種と言ってもいいのだろうか。
 オヤジを10人追加しろとは言わない。でもひとりやふたりはいたほうがいいんじゃないかなあ、面白いんじゃないかなあとも思います。わたしみたいな人もいますからね(笑)。
 いや。よくよく考えたらショタが10人くらいいるのにオヤジがひとりもいないのってなんかおかしくありませんか。武人っぽいのが数名いるからそれで我慢しろとでも?

 ゲームシステムはまんま艦これだったのでスムーズに入ることができました。しかしそのインターフェースで製作側が艦これとほとんど関係ないというのが驚きです。艦これ製作側が「刀剣みたら艦これまんまで苦笑いするしかなかった」みたいなことを発言しているのを目にしました。プラットフォームが同じDMMとはいえ……。
 こちらとしても艦これといろいろ比較してしまいます。後発のゲームなだけに、刀剣はかゆいところに手が届くようなシステムになっている気がします。
 でもやっぱり戦闘が完全オートなのはいただけないですね。そんなにプログラムがめんどくさいんでしょうか。
 艦これと刀剣をご存知ない方のために説明しますと、両ゲームとも「戦闘中に攻撃の対象を指定できない」んですよ。これでキャラにAI的な学習能力があればまだマシかもしれないんですが、完全にランダムです。これがこのゲームの戦闘の最大の欠点と言えます。頼むからザコほっといて強いヤツ先に殺らせてほしいんですよ。
 刀剣収集もまた、重要なのは単にプレイヤーの運のパラメータです。
 誰かか「運がゲームバランスにかかわるようじゃクソゲー」と言っていました。
 刀剣はクソゲーではないと思います、育成楽しいし。でもプレイヤーの運にすべてがかかってるとなると、わたしはたいへん不利です(笑)。わたし運悪いもので……。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 18:40| Comment(0) | 日記

2015年03月07日

100円以下だった頃もあるんだ

 わたしがマクドナルドの小株主であることは何度も話しているとおりです。
 株を買ったのは株主優待券がもらえるから、というのもありますが、純粋にマクドナルドが好きでした。きょうび株主優待なんて有名企業ならだいたい魅力的なものを用意しています。でも、デイトレーダーならともかく、どうせ買うなら好きな企業のものを買おうというのが自然ではありませんか。
 しかしご存知のとおりマクドナルドはいま逆風の中にいます。自業自得な部分もありました。それでもわたしは、大きな企業だしなんだかんだで潰れることはないと今でも思っています。
 でも……。

 ブラック企業に勤めていたのでマクドナルドを利用する機会もなくなったうえ、それからしばらく寝たきり生活に入ってしまったので、株主優待券があまってしまっています。これ、実は、使用期限があるんですよ。だいたい、手元に届いてから6ヶ月後までに使わなければなりません。
 もったいないですし、ハンバーガーは大好物ですから、わたしは異物混入事件の2週間くらい後に最寄りのマクドナルドへ向かいました。確か、平日でした。
 わたしは驚くべき光景を目の当たりにしました。
 お客がひとりもいない。
 いや、たった今、ひとりだけ入りました。わたしです。
 時間は12時ちょっとすぎ。マクドナルド的にはピークタイムのはずです。それが、お客はたったひとりだけ! しかもその客は優待券!
 タダで得たセットを食べているあいだにも、お客は来ませんでした。本当の話です。ドライブスルーには、2、3件、注文が入っているようでした。わたしはがらんとした店内でタダの昼食をすませ、なんだか恐ろしいものを見たような気分でマクドナルドをあとにしました。
 そして今月、急にえびフィレオが食べたいと言い出した母といっしょに、土曜日の昼、マクドナルドを訪れました。わたしはまたしても優待券でした。そしてまたしても、お客は、ほとんどいませんでした。ほんの1年前は、土日なんて座る席がみつからないくらい、親子連れで賑わっていたのに。
 そのうえ、その店舗は、24時間営業ではなくなっていました。入口が貼り紙があり、営業時間が7:00〜24:00に変わったと書かれていました。

 でも、わたしにもわかるのです。
 セットに700円も800円もかけるなら、わたしだって、モスやロッテリアのほうを選びます。マクドナルドは、安かったからよかったんですよ。それがいつのまにやら、モスに並ぶ値段になっているなんて。
 面白そうな期間限定バーガーも出さなくなりました。それでは、わたしの足も遠のくばかりです。
 それどころか、株を手放そうかとまで思っています。
 いつしか、わたしの好きな企業ですらなくなっていたのかもしれません。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 20:57| Comment(2) | 日記

2015年03月04日

すでに終わった戦いについて

 すげーすよ。
 なにがって、雪。
 今日も降ったし昨日も降ったんです。そして3/1にも降ったんです。こんな年、なかなかないですよ。もう雪をよけるところがありません。
「は? 今3月だよ、もうじき桜が咲くよ」「むしろもう咲いたよ」という方もおられるでしょうが、こっちは4月までわりとフツーに降ります。ヘタすると5月に降って畑の作物が全滅とかね、そういうのもまれにあります。
 でもさすがに3月にもなればここまで降らない!
 出かけるにしてもまず車を掘り出さねばならないのでひと苦労です。
 いやはや歯医者への通院を2月上旬で終わらせてよかったです。

 数年前にわたしは、「治療済みの歯の詰め物が取れた」と思って歯医者に行ったことがありました。日記にも書きました。
 それが実は詰め物が取れたどころじゃなくて歯が欠けていたんです。虫歯で。
「普通ここまでイッてたらすごく痛いはずなんだけどなー」とセンセーは不思議がりながら問題の歯の神経をブッ殺しました。
 それから時が経ち、現在。

 なんか奥歯が痛いような痛くないようなそんな気がしないでもない。
 そんな曖昧な理由で、念のためのつもりでわたしは歯医者を訪れました。
 虫歯でした。親知らずが虫歯になっていました。
「なんかずいぶん深いところまでイッてるなー、ほんとに痛くなかったの? おかしいなー」
 センセーそれ前にも聞きましたよ。
 そしてセンセーは「親知らずなんかね、人類には必要ないものなんだよ。ボクはそう思うよ、うん」といいながら親知らずの神経をブッ殺しました。いや抜いてくださいよそう思うんなら! こっちだっていらんですよ!
 どうやらわたしは虫歯の痛みに鈍感なようです。ということは、わたしが歯医者に行った時点でもう手遅れってことですよね。これから何本の歯がゾンビになっていくのか……。「磨きすぎかもしれないですね」って衛生師さんに言われたくらい磨いてるのに……。
 わたしは幼い頃、何年も矯正歯科に通って、歯の矯正をしました。わたしの顎は小さいらしく、矯正のために永久歯を4本抜かれました。でも結局、親知らずが生えてきちゃったので下の歯が少しガタガタになってしまいましたがね。まあ、前歯はおかげさまできれいに並んでいます。
 しかし永久歯が4本ないことで歯科検診の際には必ず医師を困惑させました。数年前からお世話になっているセンセーもです。
「そうかなるほど、矯正で歯を抜いたんだね。でもその結果親知らずが生えてきちゃって今こうして虫歯になっちゃったわけだ、抜いてなかったら親知らずは生えてこなかった。皮肉なものだね、うん」
 限界まで口開けてる状態のわたしを笑わせないでくださいよセンセー。
 幼い頃に矯正をしてよかったと思う点は、歯医者ならびに、抜歯や麻酔がちっとも怖くなくなったことです。治療の痛みには慣れませんけどね。これは絶対、何年も歯医者に通わされたおかげです。
 でも今通っている歯医者さんは「今何をしているか」いっさい教えてくれないので不安になります。
「ダメだなこれは。よし、アレを使うしかない」
 →助手さんが得体の知れない機械を持ってくる
『アレ』で通じてるよ! 『ソレ』なんなんですかセンセー! なにをどうする機械なんですか!
 ア゛ーなんかヘンなニオイがする! 髪の毛焼いたみたいなニオイだ!
 センセー今まさかわたしの歯の中焼いてませんかそのへんな兵器で!
「うーんこれでもアレだな。よしコレをああしておこう。明後日また来て下さい」
 オイ!!

 そんな治療も先月頭に無事終わりました。
 いや、そのセンセーにはちょっとしたよしみがあって、家族全員お世話になっているのです。アレをコレでああするセンセーですが腕はきっと確かです。そして面白い人です。
 次はいつになるのか……って考えるより、定期的に行ったほうがいいにきまってますよね。年に1回は診てもらうことにします。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 22:13| Comment(3) | 日記

2015年03月03日

わたしは本物を知っている

 乗ってみたい車がある。
 だが車は買い換えたばかりだ。
 そうだゲームで乗ればいいじゃん。




 などという浅はかな発想により、アーケードの『頭文字D』をプレイしました。漫画は読んだことないです。でもさすがに主人公が「藤原とうふ店」って書かれたハチロクに乗ってることとか、人物の絵が独特ってことは知っています。
 しかし土日に買い物ついでに地元のゲーセンに行ってみると、高校生くらいの世代のおとこのこたちがDのまわりにたむろしていたのでさすがに撤退しました。土日だもんな。ということで大雪が降った翌日に行ってみると、ゲーセンにはわたししかいませんでした。これでどんなに壁にクラッシュしても恥ずかしくありません。
 ただ、車が好きになったのは本当に最近なので、こういうレースゲームやったことなかったんですよ。
 そもそもわたしAT限定なのです。シフトチェンジの理屈はわかっていてもタイミングなんかちっともわからんぞ! 普段は車が自分でやってくれているからな!
 でもどうしてもZに乗りたかったので、恥ずかしさをこらえながらオートマのZを選びました。
 くっ……走り屋がオートマなんて……オートマなんて……。
(最近高級車もオートマしか作ってないって傾向がありますが)
 たぶんプレイは雑でヘタクソでしたが、それでもなぜか藤原とうふ店のひとにあっさり勝てました。なんか勝手にドリフトしてるっぽい。なんだ特にドリフトさせる操作方法とかないのか。

 それにしても、ゲームは所詮ゲームなんだなと実感しました。
 いくら映像がきれいになっても、画面が大きくなっても、実際の車の運転とはまるで別物。もしかしたら法律で規制されているところもあるんでしょうか、あまりリアルにならないように。
 このゲームに夢中になっていた高校生たちもいずれ免許を取るでしょう。そのとき、ゲームと現実のちがいに驚いたりするんでしょうか。してほしいな。ゲーム感覚で公道爆走されちゃこまりますしね。

 しかし最近車好きになったことで今さらながら驚いたことがひとつあります。
 昔、母がスプリンタートレノに乗っていたこと。色はダークブルーでした。なんでそんな走り屋の神器みたいなのに乗ってたのかと聞いたら、「ライトがウィーンって開くのがカッコよかったから」
 …………。
 母はトレノでスーパーに買い物に行っていました。当時はわたしもそんなスゴイポテンシャルを秘めた車だとは思わず、「おかーさんのくるま」としか思ってなかったなあ……。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 22:28| Comment(2) | 日記

2015年02月28日

3日ばかり少ないから

 はあ、今月も実はいろいろありました。悪いことではないですよ。でもバタバタしているうちに2月までもが終わろうとしていることに驚いています。毎年思うことではありますが、1月・2月・3月ってあっという間に終わりますよね。
 なんかやること多かったなあ……。ん? 拍手コメントにKさんが。

>・・・そういえばモロクっちさん。今年はもう確定申告お済ですか?


 う うわああああああ


 い、いや忘れてたわけではないです。今年はまあ早めに行けそうかなという感じはしてましたが、やっぱり今月中は無理でした。たったの半年とはいえ会社員やってたから、いろいろめんどくさそうです。そもそもここのところ雪や強風で外出するのも億劫でした。いや、というか、外出が危険?
 それにしても今年、というか今シーズンの雪は多い!
 わが地方は北海道の中でもかなり雪が少ないほうです。12月中旬を過ぎた頃にドカンと降って、あとはたまーに降りつつも、最初のドカンが根雪になって、5月まで溶けないという感じです。それが今シーズンは3回ほどドカンと降っているのです。3回目の爆発はつい一昨日のことで、昨日は半日雪かきに追われていました。父がちょうど用事で出かけてしまっていたため、母とふたりでゼエハアしていました。
 最初の豪雪は12月下旬でした。もちろんわたしも雪かきしたんですが、元気になっていたつもりが実はまだまだ回復していなかったらしく、身体が思うように動かなくて、10分ほどでダウンしてしまいました。そのうえ、何時間も眠りこける始末。
 それが今回の雪かきではダウンすることもなくミッションを完遂できました。まあ疲れましたけど。さすがにもうじき3月ともなると気温が上がるので、雪が湿って重たくなってしまうんです。今回の雪ときたら完全なベタ雪で、雪だるま作っちゃえば雪かきしなくていいんじゃないのと思うくらいでした。
 それにしても雪だるま、見なくなったなあ。除雪車が築いた雪山で遊んでいる子供もまったく見なくなってしまいました。そもそも近所に子供がほとんどいないのです。どれくらい子供がいないのかというと、わたしが卒業した中学校が近いうち廃校になるらしいくらいです。
 こうして何もかもが、ゆっくりと老いていくのだな。
 わたしも両親も、機械の力に頼らなければ、雪かきができなくなっていくのだろうなあ。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 22:53| Comment(0) | 日記

2015年02月18日

ボスのいないダンジョン




 用事があったため、東京に行ってきました。
 体調は万全とは言えないので不安でいっぱいでしたが、どうやら体力はだいぶもとに戻っていたようで、杞憂に終わりました。まあ、1日目はあまりあちこち行かずにホテルでゆっくり休んだし、2日目も銀座をぶらぶらしただけでした。銀ブラです。死語です。
 いやもともと2日目は原宿の天使の窓に行くつもり満々だったんですが、なんと運悪く休みだったんですよ。用事は1日目で終わっていました。帰りの便が夕方だったので、それまでは原宿で過ごそうかと思っていたのに、その予定がすっかり白紙になってしまいました。それにしても行く前に調べといてよかった。ホテルが銀座でしたから、原宿まで行って初めて休みだと知るよりはダメージが少なくてすみました。
 しかし東京のお店ってだいたい11時からなんですよね。ホテルのチェックアウトは10時なので、体力のことを考えたらあまり歩き回りたくありませんでした。無理せず2時間おきに休憩することにしましたが、それでもビンボー人が銀座をぶらぶらするのには限界があります。ブランド品はやはりデザインが優れているので見るのが大好きなのですが、店員さんがね、張り付いてくるから……(笑)。
 それで、だいぶ前から憧れていたお店『A STORY』に行ってみようかと思い立ちました。このお店はとある方から「モロさん好きそうですよ」とおすすめをもらったことがあるのですが、実はおすすめされる前から知っていたのです。もちろん好きです。好きじゃなかったらスチームパンク書いてません。
 でも、このお店、新宿にあるんですよ。
 新宿。
 用事がないかぎり二度と行かないと誓った街でした。
 嫌いなんじゃありません、怖いのです。

 あれは10年ほど前。
 初めて本を出してもらえることになって、この北海道生まれ北海道育ちのド田舎もんは東京に呼び出されました。東京なんて修学旅行で行ったきりでした。とにかく安いホテルならどこでも同じだろと田舎もんは思いました。だから新宿のホテル取ったんです。忘れもしないぞ、新宿ワシントンホテルだ。旅行会社よ、駅から徒歩5分くらいと言ったな。あれは嘘だ。
 駅から1時間以上かかりました。
 マジです。辿り着いたときにはゾンビでした。生けるゾンビ、哲学的ゾンビと化していました。わたしは方向音痴なのです。信じてくださいよ、ワシントンホテル行こうと思って顔上げたらそこに都庁があったんですよ!
 当時はスマホなんてありませんでしたからね。そしてわたしも新宿駅が世界的に有名なダンジョンであることを知らなかったのです。また、乗り換えという概念すらよくわかっていませんでした。さらに、新宿が東京の左のほうにあるということも知らなかったのです。
 これはわたしが世間知らずの田舎もんであることの証なんですけど、その、北海道って東京よりデカイじゃないですか。東京の端から端まで移動したってたいした距離じゃないと思ってたんですよ。アホでした。地方から行くならホテルは東京の右のほうのを取ったほうが断然ラクというかそうであるべきなのです。
 そんなわけでわたしは、用事がないかぎり新宿には行かないと心に誓ったのでした。

 銀座から新宿のA STORYに行く、となったとき、わたしは並みならぬ覚悟を決めました。絶対ストレートには辿り着けないといういやな自信がありました。しかし現在、わたしにはiPhoneという強い味方がいました。
 新宿駅ではなく新宿三丁目で汽車を降り、マジで50メートル進むごとに立ち止まってマップを確認しました。歩きスマホは危ないからね。
 恐らくスマホがなければ絶対に無理でしたが、わたしは憧れのA STORYに辿り着くことができました。
 Mari Gotoさんの時計はどれにすればいいのかわからなくなるほどすばらしいものばかりでした。そのうえ店舗の雰囲気もいいんです。毎日でも通いたくなるくらいでした。退廃とかスチームパンクがお好きな方なら、新宿にあることを考慮しても行くべきです。
 この時計はムーヴメントがSEIKOです。10年以上がさつに扱っても壊れないSEIKOが心臓だというだけでも安心です。それに加えてガワはわたしが大好きな真鍮製。新宿というダンジョンを攻略した証のアイテムとして、大切にしていくつもりです。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 17:25| Comment(2) | 日記

2015年02月15日

取り急ぎ、回答

 明日から遠出をするため、拍手コメントに寄せられたご質問にお答えします。

>謳えカナリアのプロットを読んで思い出したのですが、過去にチャットで話し合った時の産物でしょうか。モロクっちさんがネタはありませんか、と読者に振って、ファンがそれに答えるといった内容のものです。
>チャットは5人程度いたでしょうか。

 ごめんなさい、本当におぼえがないです。
 ここ数年チャットはほとんどやっておりません。3回もやったかどうかです。その中でネタを募集した記憶がまったくないのです。
 ただ『謳えカナリア』は、リハビリのつもりで、思いついたことや好きなことを好きなだけ書いたものです。
 過去に書きたいなと思ったことがそのときに思い浮かんでも、不自然ではないですね。
 わたしが薄情にも忘れてしまっただけということは充分ありえます。どこの、どういったチャットであったか、質問者様も情報をくだされば幸いです。
 チャットではないですが、Twitterで、つい最近「リプされたキャラについて答える」というハッシュタグをつけてファンの皆様からリクエストをいただき、キャラについて140字以内で答えたことはあります。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 21:07| Comment(0) | 日記

2015年02月14日

チョコレートの日




 毎年この時期になると珍しいチョコレートでもそのへんのスーパーに並ぶようになって嬉しいかぎりです。もちろん自分用に買いまくって食べまくりました。
 そしたら胃がもたれました。
 そのうえ「なんか歯が痛いような痛くないような……」という違和感をおぼえて数年ぶりに歯医者に言ったら、親知らずが虫歯になっていました。絶対チョコレートのせいです。顔に吹き出物も出ています。
 なにごともほどほどにせにゃなりません。

 最近ふとしたきっかけでクイーンを聴きました。
 20代のはじめの頃にも聴いてみたことがあるのですがそのときは特になんにも感じず、それどころかイマイチだと思ってもう聴きもしなくなっていたのですが、最近聴いたらこれがすごくいい歌に聞こえるんですよ。不思議なものです。いや、世界中で歌い継がれているし、フレディ・マーキュリーはすでに伝説なのですから、いい歌にきまってるんです。どうしてあの頃はつまんないバンドだなんて思ったのやら。
 そのクイーンですが、デヴィッド・ボウイとコラボして『Under Pressure』という曲を作っています。まあ名曲なので聴いたことがある人がほとんどでしょう。知らないという方も、イントロを聴けば「ああこの部分は聴いたことある!」となることうけあいですよ。この曲も以前はどうでもいいつまらない曲に思えていたのですが、今聴いたらもう歌詞とか後半の盛り上がりに感動してしまいました。
 デヴィッド・ボウイのことは、高校のときに知りました。友人がファンだったのです。すでにその頃はもうボウイは「美中年」でしたけれど、彼のことをよく知らないわたしも、友人が持っていた写真を見ればカッコいいなと思いました。CDも借りて聴いたんですけれど、これまた、どれもつまらない曲にしか思えませんでした。
 それがやっぱり今聴いてみると、なぜかとても好きなのです。
 若い頃の、中性的で、ほんとに宇宙人なんじゃないかと思えるボウイももちろん魅力的ですが、オヤジ好きのわたしは美中年になってからのボウイのほうが好きかもしれません。
 ヴィッテルのCMなんかもう最高でしたからね。



 しかしボウイは10年ほど前に心臓を悪くして倒れてしまい、それ以来とんと音楽活動をしなくなってしまいました。残念です。……と思っていたらなんと2013年に活動再開してるじゃありませんか!



"Never Get Old"……「僕は年を取らない」と唄ったボウイですが、このPVを観たら、さすがに病気したせいか年を取ってしまったなと感じます。これ撮ったときたぶん66歳ですけど
 奇しくもこの歌のタイトルは『Valentine's Day』。今日にぴったりですね。

 ……なんて思っていたらこの歌は実は歌詞が怖いのです。
 しばしば起きる学校での銃乱射事件をイメージした歌だそうで……。
「なんでこんな怖い顔で唄ってるんだよ」と思ってたら怖い顔で唄うのが正解だったんですね。
 それにしてもこんなにくっきりはっきり彼のオッドアイを拝めるなんて幸せです。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 20:06| Comment(0) | 日記

2015年02月02日

現実は残酷だ

 狂信者どもに日本人が殺されてしまい、昨日は暗い日曜日でした。
 Twitterを見ると、わたしが恐れていたことが話題になっていて、さらに気持ちが暗くなりました。
 若い人が「イスラム人が怖い。日本にも1万人もいるらしい」とツイートしていたようです。釣りかどうかはわからないけど、いやむしろ釣りであってほしいのですが、こういうふうに考える人がひとりでも本当にいたらと思うと、わたしはそれが怖いのです。それがやつらの狙いなのではないかと。
 中東が話題になると、いつもエジプトを思い出します。

 ルクソールの、ナイル川沿いのホテルに泊まった日のことでした。
 陽が沈む頃になると、川も町も、日本では見たことのない赤い色に染まりました。
 真っ赤な空と川のあいだを、逆光で黒くなった帆掛け船が、観光客を乗せて、不思議な歌と演奏を流しながら、ゆっくりゆっくり進んでいました。
 それに見とれていると、今度は町じゅうからアザーンが聞こえてきました。
「アラー・アクバル」しか聞き取れない、不思議な、それはお祈りの言葉というよりも、歌でした。
 わたしは異世界にいるのかもしれないと思いました。見たこともない赤い町の中、聴いたこともない歌が響きわたっていて、なにひとつ理解できないけれど、でもこの国に住む人びとにとってはそれが普通で、当たり前の夕暮れだということが……わたしがいかにちっぽけかという現実を突きつけてきました。いや、そこは確かに、わたしにとっては異世界なのでした。
 呆然としていると、ホテルのそばの公園で、ふたりの現地の男性が、並んで立っているのが見えました。
 彼らはやがて揃ってひざまずき、同じ方角に向かって頭を下げ、額を地面にこすりつけました。

 あの穏やかで厳かな時間が、わたしは今でも忘れられないのです。
 とても美しかった。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 15:16| Comment(3) | 日記

2015年01月29日

もうちっとだけ続くんじゃ

「ゆっくり休んで身体を治して、会社に戻ってきてください」と言ったな。
 あれは嘘だ。


 もう先週の話になりますが、会社クビになりました。

 3ヶ月の休職がまもなく終わるということで、主治医の先生はこんな診断を下しました。

・まあ大丈夫でしょう、でも無理は禁物。ほんとはアンタ入院レベルだったんだからね。少なくとも半年は無理できない
・復職後2週間は午前中のみの勤務
・次の2週間は6時間勤務
・次の2週間は残業なし勤務(定時で帰る)
・その後通常勤務

 ……というのがうつ病で休職した社会人の一般的な復帰プログラムなので、そのように診断書を書くから、まずは会社にこの旨連絡してください、と言われました。
 それで素直に会社に連絡しました。
 そしたら1週間後呼び出されて、3ヶ月も待ったのに完治してないようじゃ使えない、ウチは残業ありきの仕事なので、残業できないようじゃ使えない、と判断されてくびをはねられました。
 ややブラック企業だと思ってましたが、ガチブラック企業だったみたいです。バカなことをしました。こんなところを就職先に選んでしまうとは。
 まあ正直なところ車検代稼いで遅くとも3月には辞めようと思っていたので、かえって都合が良かったです。
 クビになったので診断書要りませんと言うと、先生は、「いまどきそんな会社があるのか。問題にしようと思えばできると思いますよ」と驚いておられました。が、ネット漬けでブラック企業の情報をいやというほど目にしているわたしは、いまどきどこもこんなところばかりだろうなと思っています。
 ただ10月末に動けなくなる寸前は、「会社でさっぱり役に立たないわたしみたいなクズは早く死ななきゃ」としか考えていなかったのが、今月頭からは「いつ死んでもいいがそのときはやつらと刺し違えてやる」というふうに考えるようになっていました。妙な方向にポジティヴになってるだけです。ダメじゃん。
 しかし今はとりあえず、今さら地元のシネコンにやってくる『ゴーン・ガール』が観たいので死ぬ予定はありません。書きたい小説もありますしね。
 2月もまだ休職が続くみたいな感じになってしまいました。しかしわたしにはMINIという養うべきいとしいしとがいるので、ぼちぼち次の仕事を探していきたいと思います。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 12:00| Comment(5) | 日記

2015年01月17日

げんじつにっき

 昨年夏、まだわたしが元気だった頃、あるものをTwitterでみつけてしまいました。

 http://www.1101.com/store/techo/2015/detail_cover/c_p_mother2.html

 ほぼ日手帳の『Onett』が発表されたのです。
 ほぼ日手帳の存在自体は知っていましたが、ド田舎人なもので、実物は見たことがありませんでした。
 マザーシリーズと言えば糸井重里、糸井重里と言えばマザーシリーズとほぼ日。毎年手帳は一応買っていましたので、来年はこれにしようかな、発売まで覚えていたら買おう、と決めたのでした。
 それからもTwitterのタイムラインにはぼちぼち流れてきていたので、発売日の9月1日まで忘れずにすみました。パソコンの前にはろくに座ることがなくなっていましたが、iPhoneでTwitterを見るのは簡単でしたから。
 しかし9月1日はあいにく午前中ケータイを取り出す暇もないほど忙しかったのです。昼になって急いでほぼ日ストアに行ってみたら……、なんと売り切れ! しかしすぐに、「11月末出荷分」の再版が決まり、そこにすべり込むことができました。
 この頃は記憶力がだいぶ曖昧になっており、「11月末出荷」をすっかり忘れて、「11月中出荷」だと思い込んでいたので、中旬あたりから「早く来ないかなあ」などとムダなことを考えていました。そもそも届いてから知ったのですが、ほぼ日は1月始まりなので、早く届いてもなんの意味もなかったのです。




 届いたほぼ日は想像を絶するものでした。
 ブ厚いのです。
 文庫本サイズなのですが、平均的なラノベよりブ厚いんです。しかも紙は辞書みたいな感じの薄ーい紙にもかかわらずです。
 よくよく考えてみれば、「1日1ページ」なのですからブ厚くなるのは当たり前。しかも、2014年の12月のぶんもあるのです。12月ぶんは、「2日で1ページ」でしたけれどね。
 初めて手にするほぼ日手帳を、わたしはすっかり気に入ってしまいました。
「……これって手帳なんじゃなくて『日記帳』なんじゃない?」とも思ってしまいましたが。
 早く1日1ページを体感したくて、今年になるのをうずうずしながら待っていました。
 以前、数年間、モレスキンの無地のノートに日記をつけていたんです。突然何の理由もなくぱたっとつけるのをやめてしまいましたが、ブログだけではなく、アナログで日記をつけるという習慣は、わたしにとって真新しいことではありません。いい手帳と巡り会えたことで、また日記の習慣が復活するなら、きっとまた何年かは続くだろうと思いました。
 そして現在、2015年になってから早2週間、1日も欠かさずほぼ日手帳の1ページをびっしりと字で埋めています。たぶん、わたしの死後だれかがこの手帳を見たら、ドン引きすると思います。米粒より小さい字でとにかくびっしり書いているからです。
 1ヶ月と2週間ほぼ日手帳を使ってみて、こんなことを思いました。

・来年はカズン
 オリジナルはわたしには小さいです。まあ、実物を今まで見たことがなかったし、Onettがほしかったので今年は仕方がない。でも来年は絶対に、ひとまわり大きいカズンにします。書くのが苦痛じゃない人間だからか、ページが許すかぎりとにかく書きたいのです。

・おことば
 賛否両論の「日々の言葉」ですが、わたしは否のほうです。書きたいことがいっぱいあるんだよ!! このスペースも使わせてくれよ!! ってことで、メモ帳を切ったものを日々の言葉のうえに貼り付けて、さらに書き込みまくっているのでした。
 そしてまた、この「日々の言葉」というのがね、なんていうか、サブカルっぽいというか……なんて言ったらいいんでしょうかね……スピリチュアル一歩手前というか……あのへんの、独特の雰囲気の言葉ばかりなのです。面白い言葉やためになる言葉なら残しておくつもりだったのですが、今のところ、そういう言葉に出会っていません。全部メモ用紙の下です。

・カラーペン大活躍
 最初は油性ボールペンで書いていましたが、なんとなく寂しい感じがしたので、スタイルフィットをほぼ全色買ってきてカラフルな感じにしてみました。この紙は水性ペンとの相性がよいらしく、油性ボールペンよりもはるかに読みやすくなりました。

・やっぱり日記は楽しい
 ほぼ日を使うにあたって、「1日1ネタ書く」というルールを設けました。ネタってのは小説のネタとか詩とかのことです。ネタは日々の言葉をかき消したメモ帳に書くことにしました(笑)。そのルールもあってか、毎日日記をつけるのが楽しいです。


 かわいいイラストを描くとか写真を貼るということはないでしょうが、できるかぎり、びっしりとこの手帳のページを埋めていきたいものです。
 来年手にするであろうカズンも楽しみですが、ページが字で埋まった手帳を見ることができるかどうかも、楽しみです。まあ、わたしの頑張りと根気次第なんですけどね。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 22:10| Comment(0) | 日記