2016年07月03日

開いてみてのお楽しみ

 また告知です。
 最近告知ばかりです。
 作家としてはとてもいいことだと思います。仕事をもらえるなんてありがたい。
 昨日情報解禁となりましたので、こちらでもお知らせします。

 スマホアプリ『夢王国と眠れる100人の王子様』ノベルアンソロジーに、30ページほど寄稿させていただきました。KADOKAWAビーズログ文庫より今月15日に発売されます。
 Twitterを覗いている方ならご存知だと思いますが、わたくしモロクっちは去年12月頃からこのゲームをプレイしています。こんなヤクザヤクザオヤジオヤジ殺人鬼オヤジとか普段わめいている人間ですがね、乙女ゲーがね、けっこう好きなんですよ。
 声優さんよく知らないしイケメンはみんな同じに見えてしまうけれど(実を言うとイケボもみんな同じに聞こえてしまう。いつかこの症状について詳しく話そうと思いますが……)、最近恋愛ものをよく書くから参考になるし、なによりどれもけっこうストーリーが面白い。そしてまれに攻略キャラにオヤジがいる(笑)。
 始めたきっかけは忘れてしまいましたが、これまでに5120円課金した程度には楽しんでいます。つまりけっこう楽しんでいます。3月〜4月は、常夜ノ国と虚白ノ夢とオフラインのほうの仕事で忙しくて、ほとんどログインできていませんでしたが。
 で、ぽつぽつTwitterにスクショを上げたりしていたら、ビーズログ文庫の編集さんの目に止まっていたんですね……。もともとKADOKAWAさんには『謳えカナリア』からお世話になっていましたが、まさかこういう経緯で仕事が回ってくるとは思いも寄りませんでした。ツイートしてみるものですねー。
 このノベルアンソロジーは特設サイトも作られていますので、どうぞご覧になってみてください。
 http://bslogbunko.com/yume100/index.html
 大人の事情により、わたしがどの国のどの王子を担当したのか、許可が下りるまで告知できません。
 とりあえず、30ページほど書いてるということだけお知らせいたします。
 たぶんわたしこの本の印税で夢100に課金しますね。いや確実に。

 せっかくなので軽くこのゲームを推しておきます(笑)。
 昨今のスマホアプリの例に漏れずこのゲームにもガチャがあり、使えるレア王子はなかなか出てきてくれません。でも、いわゆる課金石はけっこう気前よくもらえるほうだと思います。また、イベントで高ステータスの限定レア王子も気前よくもらえるので、さほどガチャに頼らなくてもイベントやストーリーを楽しむことができます。
 今までいろんなスマホアプリをDLしてはタダ石でガチャ回して削除してきましたが(笑)、夢100は良心的と考えざるを得ません。
 ただ、声優さんが好きで、特定のキャラを狙いたい方にとっては、茨の道なのかもしれませんが……。有名な声優さんのキャラってほぼ確実に高レアリティなんですよね。わたしでも名前と声が一致する山ちゃんとか緑川さんのキャラは、太っ腹にも期間限定で全員に無料配布してましたが。
 ありがちなステータスやスキルのインフレも、今のところ起きていないように思われます。
 今では100人以上の王子様がいますので(笑)、きっとお好みの王子様がいるのではないでしょうか。
 オヤジもいるよ。
 ハーレム系の乙女ゲーに抵抗ない方にはおすすめです。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 00:31| Comment(3) | 日記

2016年06月23日

受賞しました。

tokoyonokuni500.jpg

 本日、第1回カクヨムweb小説コンテストの結果発表がありました。
 こちらにありますとおり、

『常夜ノ国ノ天照』はホラー部門で特別賞を受賞いたしました。

 拾ってくださったのはビーズログ文庫アリス編集部。こちらのレーベルより書籍化が決定いたしました。
 レーベル名を見たときは「大丈夫なのか」「本気か」「なぜなのか」と目が点になったのですが、一応恋愛も重要なファクターだからいいのでしょう。……ヒーローが車なんだけど……
 現時点では、文庫ではなく、B6判の単行本での出版を検討してくださっています。『謳えカナリア』『虚白ノ夢』と同サイズです。……問題は、単行本でも1冊に収まりきらない文章量だということです。キングとか京極先生の大作みたいに二段組で超ブ厚くすればなんとかなるやもしれませんが……。まあそこのところはKADOKAWAさんの采配にゆだねるしかありません。
 まだ発売時期もイラストレーターも何もかもほとんどが未定ですが、詳細が決まり次第このブログやTwitterでお知らせしたいと思います。
 ひとまずは、本作の応援ありがとうございました!
 読者の皆様による評価がなければ読者選考も通れなかったわけで、今回の結果は皆様のおかげです。

 ……ただ、もちろん、コンテストに参加してランキングの成績もよければ、大賞を期待してしまうわけで……正直「特別賞」の通知メールを受け取ったときは多少残念に思った部分もあるのですが……ホラー部門大賞は『僕の妹はバケモノです』だったので納得しました。
 面白いし、怖い作品ですからね。
 負けました!
 お見事!

 あ、今トップにババンと貼り付けたこのイラストは、わたしのいとこかつプロ漫画家の高橋拡那先生がファンアートとして描いてくださったもので、書影ではありません。
 祖父の葬儀で久しぶりに会い、「最近はこんなのを書いた」と近況報告したら、忙しいのに全部読んでくれたんですよ。そして数週間後にはこの絵が届くというね。もう感動です。
 旦那が見切れててしかもちゃんと暁より背が低いのがいい(笑)。
 それにしても胴元の攻撃方法は人気ですね。
 今夜は月見で一杯。
 こいこい。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 20:14| Comment(3) | 日記

2016年06月16日

2年越しの夏が終わる

 2月にこんなことがありました。
 いや、わたしが事件を起こしました。
 これ以後、2年間の空白が嘘のように、こまめに一迅社からは連絡が来るようになりました。

 そして昨日、『停電少女と羽蟲のオーケストラ』第3巻が発売されました。
 第2巻の発売は2014年6月。
 まさか本当に2年ぶりになってしまうとはね。
 大人げなかったとはいえ、わたしがわめき散らしてニュースにならなかったら、たぶんまだ発売されていません。部数を聞いたらそんな気がしました。
 今回のことでいちばん驚いたのは、IM様側も何度も一迅社に催促していた、ということです。特典CDの録音はすんでいるという話は聞いていました。声優さんへのギャラの支払いは済んでいたのでしょうか? とにかく声優さんやIM様が気の毒に思えて仕方ありませんでした。わたしの文章だけではなく、IM様が書き下ろしたシナリオや、声優さんの仕事まで2年間ほったらかされていたなんて信じられません。
 ほめられたいきさつではありませんが、こうして3巻が発売され、ノベライズが完結して良かったです。
 IM様、ありがとうございました。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 19:44| Comment(2) | 日記

2016年06月14日

六ヶ月坊主

 東京に行ったときのことです。
 人が多いし道もわかりにくいので、めったに行かない渋谷に行くことになりました。
 案の定道に迷ったわたしがふと顔を上げると、そこには、ド派手な原色の壁画がありました。

 なんだ、これは!
 こ、これは、ただの絵じゃないぞ。
 なんて色使いだ。正気の沙汰じゃない。
 誰かとても有名な芸術家が描いた絵だ。
 名のある絵にきまってる。
 あとで調べよう。
 ていうかここはどこなんだよ!!

 ……そしてわたしは、そのあと調べるのをすっかり忘れたのでした。
 しかしその壁画は思ったとおり、名のある絵で、昭和生まれの日本人のほとんどが知っている人物による絵でした。




 なんと今さら今年のほぼ日手帳を買いました。
 MOTHERのカバーで話題になったことで存在を知り、ほぼ日手帳について少し調べてから買った去年(発売は一昨年)のほぼ日手帳は、6月で止まってしまいました。書き始めた頃は、「来年はカズンにする」「ミナペルホネンのpeaceカバーを狙う」と息巻いていたんですがねえ。
 病気療養のあいだはよかったのです。いやよくはないんだけど(笑)。時間がありあまってましたから、いくらでも手帳のページを埋めることができました。でも、だんだん身体がよくなって、小説も書けるようになって、仕事も探し始めたら、カラーペンやシールを使い分けて1日1ページ埋めてる時間なんかなくなってしまったんですよ。
 手帳を書いている時間は確かに楽しかったですが、「手帳を書くこと」そのものが目的になる(手帳書かなきゃ、と考え出す)のはなんだか本末転倒な気がします。
 こんなことになっちゃったんだから2016年のほぼ日は買わないほうがいいな、とは思ったものの、一応2016年度の手帳の発売日にはほぼ日ストアを覗いてみました。
 ……正直、欲しい! となったカバーがなかったんですよね。ミナペルホネンの抽選のカバーも好みの色合いではなかったので、「いいや」って思ってしまったのです。
 ということで今年のほぼ日は買う予定じゃなかったのですが……。

 まさか、渋谷で見た「誰が描いたかわからないけどぜったいに有名な誰かが描いたなんかの絵」とほぼ日ストアで再会することになろうとは思ってもみませんでした。
 しかもそれが「芸術は爆発だ」の岡本太郎氏の絵だったなんて。
 しかも渋谷での公開にあたり、まるでフィクションみたいないきさつがあったとは。
 わたしの直感は正しかったのですが、でもきっと公開当時はニュースになったであろう大傑作を知らなかったなんて、ほんとに美大出た人間なんでしょうかね。
 ともあれたまたま岡本太郎氏の『明日の神話』と再会したのは、ほぼ日の「7月はじまり」版が販売開始される数日前でした。運命のようなものを感じ(笑)、わたしはカズンサイズのこのカバーと半年分のほぼ日を手に入れたのでした。
 今年は、去年のようにあまり肩に力を入れすぎないように書いていきたいです。ただのアイディアノートのようなつもりでね。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 22:37| Comment(0) | 日記

2016年05月30日

願いをかなえてくれる湖の話

 先日、『虚白ノ夢』のAmazonリンクの価格がおかしくなっていることに気づきました。いや、バグとかそういうことではなかったのです。価格は1188円のはずなのにちがう値段になってたんですよ。
 それでリンクをクリックしてみたら、なんのことはない、Amazonの新品の在庫が売り切れて、マーケットプレイスの価格が表示されていただけのことでした。
 いくらAmazonでも無限に在庫を抱えているわけじゃない。2、3日すればすぐまた在庫が復活するだろう。
 ……そう思っていたのですが……、『虚白ノ夢』はいつまで経っても新品が入荷されない様子でした。

 そして数日前、『虚白ノ夢』の重版が決定したと担当さんから連絡がありました。



 商業デビューしてから10年、お恥ずかしながら、これが初めての重版です。
 ずっとずっと初版から絶版への鳴かず飛ばず。
 今回の『虚白ノ夢』も、その人気は9割以上が優れた原作のものにすぎません。でも、わたしが書いた文章が版を重ねたというのも事実です。
 一度はあきらめかけた商業の道ですが、細々ながらも続けてきて本当によかったです。
 ありがとうございました。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 22:12| Comment(0) | 日記

2016年05月29日

ついに密林の牙にかかる

 Amazonゴールドカード作ったんですよ。

 いや、「作れてしまった」と言ったほうがいいのかもしれません。
 あの日わたしはけっこう疲れていて、休日前の深夜のテンションでAmazonゴールドカードをダメ元で申し込んでしまったのでした。現在の職場はかなりの大企業の支店なので社会的な信用は申し分なさそうですが、まだ働き始めてやっと一年。お恥ずかしながら資産もさほどありません。まあ通らなけりゃノーマルなカードでいいさと軽い気持ちでした。いや半分寝てた。
 わたしは以前にもAmazonカードを作っていました。そこそこ話題になったのでご存知の方もいると思いますが、この初代Amazonカード、あっという間に使えなくなったのです。Amazonがシティカードとの提携を切ったというのが原因でした。サービスが始まってから確か2年も経っていなかったと思います。これからAmazonでの買い物でどんどん使うぞ、と思っていたらこの結果。
 だから再びAmazonがカードを作ると発表したとき、わたしはすぐには飛びつかず、しばらく様子を見ることにしたのでした。それで最近、もうそろそろ申し込むか、という気分にはなっていたのですが……。
 なぜゴールドカードにしてしまったのか。見栄を張りたかったのか。

 Amazonゴールドカードを所有すると、自動的にAmazonプライム会員になれます。
 ゴールドカードの年会費は10800円。まあこの時点ですでに「ゴールドカード」としては安い部類に入るのですが、支払い方法をリボにしたり明細をwebにしたりするとさらに下がり、4320円になります。
(リボ払いは確かに怖い。けれど、毎月のリボ払いの設定金額を数十万にしてしまえば、よほど大きな買い物をしないかぎり一括で支払われ、手数料も金利も取られません)
 そしてプライム会員は年会費3900円。なんとゴールドカード所有者はこの年会費が無料なのです。
 このため、Amazonゴールドカードは実質年会費420円とみなしている人もいるくらいです。
 しかし年会費は安いものの、付与されたサービス内容はれっきとしたゴールドカードのものです。空港ラウンジも使えますし、保険もついています。
 わたしは正直べつにプライム会員になりたかったわけではないのですが、こりゃもし作れたら得だなとは思っていました。
 審査が通るかどうかはあやしいけど、申し込むだけならタダだ。どうせAmazonにはとっくに個人情報を握られているしな。
 ということで申し込んだらあっさり通っちゃったのです。
 しかも申請した翌日(というか申し込んだのが深夜で返事が来たのが9時半くらいだから、「数時間後」と言ったほうが正しい)には審査が通ったというメールが来て、さらに翌日にはとんでもないメールがきました。

密林さん「入会どーも。もうカード番号発行したからあんたのAmazonのアカウントに紐づけておいたよ。入会特典のポイントも入れときました。肝心のカード自体も簡易書留ですぐ送ります。2、3日後には届くんじゃないすか。ああそうだ、どうせこのカードウチで使うでしょ? デフォルトのカードに設定しときましたんで。あ、Amazonプライム会員の登録も済ませときました。もうウチに置いてある映画とか音楽とか勝手に見聞きしていいですから。日時指定便も使えるよ。お急ぎ便もね……ああ、あんた北海道か。じゃああんまり意味ないな。ともあれプライムワールドにようこそ。そんじゃね」
モ「え? え?」

 前橋じみた有能感

 こうしてわたしは発行されたカードの番号もわからないままカードを使えるようになり、さらにプライムビデオを見まくり音楽を聴きまくれるようになったのでした。
 ……しかしその数日後祖父が亡くなったため、ゴールドカードを手にできたのは翌週のことです。
 思っていたよりも鈍いかがやきのゴールドでしたが、とうとう年会費のかかるカードを手にしてしまいました。今まで使いどおしだった楽天カードと併用していきたいと思います。オフラインの買い物は現金一択でしたが、これからはぼちぼち使ってみようかなとも。
 プライムビデオは思っていたよりもラインナップが充実していて、けっして得はしていないのに(笑)得をした気分になりました。
 なんかAmazonからの回し者みたいな記事になってしまいましたが、Amazonよく利用される方は狙ってみてもいいのではないでしょうか。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 22:11| Comment(0) | 日記

2016年05月20日

峠を越えて

 16日深夜に母方の祖父が亡くなりました。
 母方の祖父母はもともと同じ地元に住んでいました。わたしは初孫ということでずいぶんかわいがってもらいました。母も、わたしと妹が小さい頃は毎週のように実家に連れていきました。
 祖父は80近くになっても本当に元気で、100まで平気で生きるんじゃないかと思っていたのですが……数年前、肺に癌がみつかりました。早期に発見できたのですが、癌の摘出手術後、すっかり年相応の老人になってしまいました。
 祖父母は、わたしにとっての叔父の家に移り住みました。道内ではありますが、車でも列車でも数時間かかるところです。叔父は祖父母と同居することを考えて二世帯住宅を建てたのですが、祖父母はなかなか地元を離れたがらなかったのでした。それがとうとう離れざるを得なくなったのです。
 体力はかなり衰えたとはいえ、転移の兆候も見当たらず、祖父は叔父宅で療養していました。それがここ2週間ほどで本当に急に衰弱したのです。風邪を引いたわけでもなければ怪我をしたわけでもない。いきなり祖父は呼吸がまともにできなくなり、寝たきりになってしまいました。それから亡くなるまであっという間でした。

 わたしの人生初のFacetimeは、叔母のiPhoneからのもので、祖父の死に顔でした。その場で看取ることはできませんでしたが、母は実の父親の臨終の直後を知ることができたのでした。
 わたしは技術の進歩というものをほんとうに実感しました。
「都会に出ていて親の死に目に会えなかった」という子供は、これからどんどん少なくなるのかもしれません。
 appleは遠く離れたところにいる親しいひととの温かい会話を想定してFacetimeを実装したのでしょうが、こういう使い方ができるのも、……便利って言ったらなんですけど、きっといいことだと思います。

 それから昨夜遅くまでてんやわんやのバタバタです。まあそんなものです。
 父方の祖父も数年前に亡くなりました。
 これでわたしの祖父は、ひとりもいなくなってしまいました。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 18:35| Comment(0) | 日記

2016年05月05日

―1年後―

 今の職場で働き始めてから、この5月で1年になります。
 働き始めの頃はまだ病み上がりの感が抜けなくて、フルタイムで働けるのだろうかと不安になったものでした。でも案外大丈夫で、今も大丈夫です。
 ただ、4月の人事異動で部署からひとり社員が減り、「人手不足」ギリギリの状態になってしまいました。つまり誰かひとりでも急病や不幸で休めば仕事が回らなくなる恐れがある、そんな状態です。いやこれってすでに「人手不足」ってことなのかな。人件費は例年削減されているようで、人員追加はまったく期待できません。
 わたしはその社員が担当していた業務も兼任することになり、4月から新しく覚えなければならないことが山ほどできました。……が、案外難しい仕事ではありませんでした。難しい仕事なんですけど。どっちなんだよ。ともあれなんとかなりそうです。部署をあげて、みんながサポートしてくれていますし。
 あと、そのいなくなった社員とわたしはあんまり反りが合わなかったんですよね(笑)。衝突はいちどもしませんでした。したっぱのわたしははいはい言って下僕みたいに従っていました。ほんとにクズでクソでイヤなヤツというわけではなくて、親切なところもある人だったんですが、でもできれば二度といっしょに仕事したくないです。……わたしが所属する部署のひとどころか、職場にいるひと全員が、そう思っている可能性があります。つまり、そういうひとだったんです。
 新しい仕事を与えられても比較的元気にやっていけているのは、そのひとがいなくなったことで仕事がしやすくなったのかもしれなかったりして……。
 大口の仕事が入り、また人員もひとり欠けてしまった状態なので、GWのお休みは昨日一日だけ。あとは完全に平常運転で出勤しています。去年は祝日は完全にお休みだったんですけどね。まあ、仕方がない。祝日出勤、日曜出勤が入るようになったというだけで、週休2日は確実にもらえています。
 お給料は本当に最低限という感じ。若干の印税もらいつつ実家から通っている(なんと徒歩4分なのだ!)ので生活できてますが、たぶんこれ、ひとり暮らししてたらワーキングプアってやつに該当すると思います。

 でもね、大金なんていらないよ。
 高い給料もらう代償として、何ヶ月も寝たきりになるならね。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 20:29| Comment(0) | 日記

2016年04月24日

三本締め

 東京の話を書こうと思っていたら1週間経ってしまいました……。
 この内容を書く前には書きたかったのですが。

『常夜ノ国ノ天照』https://kakuyomu.jp/works/4852201425154938697
 本日最終更新をいたしまして、無事完結となりました。

 うーん、あとがきとなるような文章を何も用意していませんでした……。
 ただ、この作品は自信作……というか、「現時点での実力」そのものだなとは感じています。『毎日がメリー・バッド・エンド』本編2を書き上げたときにも感じた感覚で、とうぶんこれ以上のものは書けないだろうな、という気がするのです。それは嬉しいことであり、また怖いことでもあります。
 これを超えられる小説を書けたら、わたしは物書きとしてまたひとつステップアップできるのだろうなと感じます。そしてこれが大したことのない作品であるのならば、わたしの今の腕前もまた大したことがないということです。
 まだまだ上を目指さねばなりません。いつかはこれを超えないと。

 またわたしは個人的に、輪廻転生、いわゆる生まれ変わりを信じていません。死んだらそれっきり、あの世はあるかどうかもあやしいというのが信条です。だから生まれ変わりをネタに小説を書くことには抵抗があります。
 フックとしては便利にちがいなく、現在異世界転生が書くのも読むのも流行っている理由のひとつだろうとは認識しています。でも、「解決」の方法として転生を持ってくることに、わたしは抵抗を感じるのです。そんなことあるわけないから。
 今回はわたしにとっての「禁じ手」を使ったようなものでした。
 でも、もしかしたら今まで、わたしはつまらない意地を張っていただけなんじゃないかと思いました。
 この話には、この終わり方がふさわしいと思っています。読者さんに今後をあれこれ想像してもらえたらとても嬉しいです。
 連載中の応援やご感想本当にありがとうございました。
 そして完結を待ってから読破派の皆様、どうぞよろしくお願いします。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 23:41| Comment(3) | 日記

2016年04月16日

東京は桜の季節

 東京に行ってまいりました。
 数日前にうっかり風邪を引いてしまい、市販の薬を飲み続けて、出発の日はだいぶ良くなったのですが、移動で疲れたんでしょう……夜にはぶり返してしまいました。夕方にはさっさとホテルに帰って寝るはめに。でも念のため風邪薬を持っていったのは正解でした。それ飲んだら今日は比較的元気になりました。
 というか暑かったです東京。おまけに桜咲いてるし……。
 桜咲いてんじゃんどういうことだよ!! って一瞬混乱したんですがそれが当たり前なのでした。桜と梅が5月にいっぺんに咲く北海道が異常なのでありました。
 せっかくだからと桜の名所といわれる靖国神社を初来訪。しかし標本木がある靖国神社です、ここの桜はもう終わってしまっておりました……。八重桜は咲いてましたけど。
 観光ではなく用事があっての上京だったのですが、その用事についてはまた後日。
 東京に着いて昼食を取っているあいだに朗報がありました。

 https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_novel_001
 第1回カクヨムWeb小説コンテストにおいて、『常夜ノ国ノ天照』は読者選考を通過し、編集部による最終選考に進むことができました!
 これもたくさん★やレビューをつけてくださった読者の皆様のおかげです。
 ありがとうございました!

 読者選考締切日に第拾壱話を投稿してからは、更新をいったんお休みして、完結まで執筆に集中させていただいております。
 原稿は佳境に入り、来週中には仕上がりそうな感じになりました。
 コンテストの締切までの完結には間に合いませんでしたが、責任を持って完結させるつもりです。
 どうかもう少々お待ちを。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 21:10| Comment(0) | 日記

2016年03月30日

鏡湖の伝説

『常夜ノ国ノ天照』を書く。
 文章整えてカクヨムに投稿。
『常夜ノ国ノ天照』を書く。
 文章整えてカクヨムに投稿。
『常世ノ(略)

 そんな日々を繰り返しているうちに3月終わろうとしてますよ!
「発売日は3月30日か、まだ先だな」と思っていたのにもうその日です!
 ほんとに執筆という趣味と仕事は時を喰らうもの。

 カナヲ様原作のフリーホラーゲーム『虚白ノ夢』ノベライズ、本日発売となりました。

 こちらで冒頭15ページほどを試し読みすることもできます。
 原作者様から「エグい」と評価していただけたので、そこそこ諸口節も取り入れられたのかなと思います。
 Twitterでもつぶやきましたが、かなり昔、好きなゲームのノベライズを買ったら、それがもうほんとうにひどい内容で怒りながら悲しんだことがありました。同業者のことを悪く言うのは避けるべきですが、そのノベライズは今も反面教師として記憶に刻んでいます。
 だから、これまで手がけたノベライズは誠意をもって、原作に忠実に、ほとんど我を出さず書いてきました。『虚白ノ夢』もそうしたつもりです。ファンの皆様をがっかりさせないような仕事をしました。ご満足いただけたら幸いに思います。
 試し読みは少し前に掲載されたのですが、「なんじゃこりゃ」「がっかり」「こんなんなら買わない」というツイートも見当たらず、Amazonの売り上げランキングがガクッと下がることもありませんでしたので、とりあえずはほっとひと安心中です。
 プレイ時間は2〜3時間のゲームですが、文字に起こしてみると思いのほかボリュームがあり、かなりブ厚い本となりました。裏事情を暴露しますと、改稿の際「もうこれ以上ページ増やせません」と言われたくらい、規定ページ数の上限ギリギリです。14万字以上になってしまいました。
 カバーは恐らくシェルリンかキュリアス(同人をやっているひとになら伝わる)でただでさえキラキラしているのに、鏡の破片やタイトルにホロ箔が押されているという豪華ぶり。ぜひ書店でお手に取ってみてください。

 カクヨムでの連載でただでさえ忙しいのに、職場で人事異動があり、わたしは少しめんどくさ……いやわりと重要な仕事も担当することになりました。実は「いずれはやってみたいな」と思っていたポジションなのですが、これがもー大変。予想はしていたけど大変。バタバタしてるうちに8時間労働が終わってて、帰ったら執筆。4月いっぱいこんな調子かなと思います。
 でもまあ、充実してるってことでいいんじゃないでしょうか。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 21:26| Comment(0) | 日記

2016年03月09日

カクヨムいろいろ

 昨日、カクヨムのランキングが実装されました。
 拙作『常夜ノ国ノ天照』は総合2位、ホラー1位という嬉しい結果をいただくことができました。たくさんの★とレビューとPVを本当にありがとうございます! うおーぃやったー!
 ……と思っていたら、カクヨムの週間ランキングとは「直近7日間」の集計結果を反映するものらしく、今日仕事を終えて見てみると、総合4位になっておりました。まあ仕方ない。
 そして不動の総合1位は『横浜駅SF』となっております。これはね、実は話題になる前に偶然見つけたのですが、正直あらすじと第1章読んだ瞬間「負けたな」と思いました。清々しい笑いが漏れました。結果は予想どおりです。でもこの評価が当たり前だと思っています。あれはすごいですよ。シリアスな笑いというんでしょうか。作者さんはある意味とても真面目に書いていると思います。そこが逆にシュールな笑いを誘うのです。きっと。
 横浜駅はずーっと改築・増築を繰り返しているとはずいぶん前に聞きましたが、わたしは横浜駅に行ったことがありません。でも道民からすると、東京の大きな駅ってどこもかしこもいつも工事中というイメージです。ほんとにできれば二度と新宿駅に行きたくない。でもいろんな店の本店が新宿や渋谷にあるのは当たり前だから本当に困ります。そして「新宿駅◯◯口から徒歩5分」とアクセス方法に書かれている道を1時間かけて歩くはめになるんだな。横浜駅の人、新宿駅でも1本書いてくれないかな。
 閑話休題、『常夜ノ国ノ天照』は連載と執筆を同時進行させるという数年ぶりのスタイルを取っています。どうなるか不安でしたが、ラストまでのプロットは清書できました。そして昨日、コンテスト応募規定の10万字を越えることもできました。しかもコンテストは締切が1週間延びたようです。なので、ぼちぼち頑張って完結までやっていけると思います。問題は10万字に達したのにストーリーはまだ中盤ということですが……。
 この体たらくなのでカクヨムで「ヨム」ことがほとんどできておりません。落ち着いたら読もうという作品のフォローが増えていっております。わたしも★つけたりしたいんですけど。

 さて、カクヨムのインターフェイス。
「読みにくい」「使いづらい」という意見をかなり見かけるのですが、わたしは明朝体が好きなせいかとても読みやすいと感じています。書く側としても、直感的に執筆(元原稿はもっぱら一太郎ですが)や修正ができるのでとても使いやすいです。フォローや★、レビューやPVでは問題点も見つかっているようですが、まだオープンしてから10日ですよ。『小説家になろう』と比べてしまうのは仕方ないと思いますけど、長い目でアップデートを見守るというのが正解かなと個人的に思っています。
 パソコンはやはり執筆に使いたいので、読むのはスマホのほうにしたい。ということで公式アプリのリリースを心待ちにしています。

『常夜ノ国ノ天照』は現在第陸話まで書き終えていますが、第漆話を書き終えたところでまとめて投稿したいなと。
 それでは皆さん、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 21:20| Comment(3) | 日記

2016年02月29日

はじまりはじまり

 今日は家族が遠出しているうえに仕事が休み。うおー自由だーと思ってたらものすごい低気圧が来てものすごい大雪となりました。ぜんぜん雪やまなくて、とてもひとりで雪かきできる量ではありません。外食する気満々だったから冷蔵庫の中も何もない。除雪車が来ないから道路にも雪が積もってて車なんか出せない。完全に家の中に閉じ込められました。
 ……でも、今日はカクヨムのオープン日だったので、家にカンヅメ状態のほうがかえって助かったかもしれません。


 とうとう公開となりました。
 すでにたくさんの★とフォローをいただいており、たいへん光栄です。
 完結まではまだまだ時間がかかりそうですが、ご期待に添えるよう、良い小説を書いていく所存です。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 20:41| Comment(3) | 日記

2016年02月19日

幻想は白いキャンバスの中に生きる

 告知が解禁されましたので、商業誌新刊のお知らせです。



 3/30 KADOKAWA エンターブレイン KCG文庫様より、『虚白ノ夢』ノベライズが発売されます。KCG文庫レーベルからの出版ではありますが、サイズはB6判ソフトカバーです。『謳えカナリア』と同サイズです。

 原作はカナヲ様。わたくし諸口正巳は本文執筆を担当させていただきました。
『虚白ノ夢』はサークル「てりやきトマト」様が制作・発表したフリーゲームで、ジャンルはホラーアドベンチャーになります。
『青鬼』『ゆめにっき』でもすっかりおなじみなツクール系ゲームですね。
 実はわたしPCでゲームをすることがほとんどなくて、おまけにツクールのランチャーをうまくインストールできなかったのか、『ゆめにっき』がうまく動かなかったことがありまして。それ以来有名フリーゲームは動画サイトで見るだけだったんです。
 でも今回このゲームノベライズの依頼を受けまして、ランチャーをアンインストールして入れ直し、『虚白ノ夢』をプレイすることとなりました。
 ゲームは無事起動し、動作もおかしくなることはありませんでした。
 ……が。

 100回くらい死にました。

 ホラー系フリゲに慣れている人ならなんてことないのかもしれませんが、カーソルキーでキャラ動かすことの難しさよ!! でも進めなきゃ台詞書き起こせないし状況も本文に反映できない!!

モ「ここをこう通っていけばヤツn」
(グチャッ)
モ「ア゛ーモ゛ッ!!」

モ「ここをこうしていけばなんとかかわs」
(グチャッ)
モ「ガーヴァッ!!」

 苦節5時間、すべてのエンディングを回収することができました。
 こんなフリゲ初心者でもなんとかなる心折設計、ぜひノベライズを手に取られる前にプレイしてみてください。
 ページ数や小説としての流れの都合上、ゲーム内のすべてのギミックをそのままノベライズの中で描写はしていませんし、後半のストーリーの流れはゲームと少々ちがいます。が、評価の高い真相や人間関係には、わたしはいっさい手を加えていません。ギミックの省略、フローチャートの変更は、すべて原作者のカナヲ様から許可をいただいております。
 お墨付きも無事いただくことができてほっとしています。
 もうじきタイトルロゴが入った書影も出来上がるそうなので、今から楽しみです。
 どうぞよろしくお願いします!


 ……と、本当は2日前にここで告知したかったのですが、わたしはインフルエンザにかかってしまったのでした……。
 幸い高熱は出ませんでしたが、2日間ずーっと微熱が出ている状態で、PCは起動できませんでした。ベッドでiPhoneからTwitterでつぶやくのが関の山。3日間も仕事休んでしまいましたよ。
 職場でインフルエンザが流行っていたので、まあ確実にそこで感染したんでしょう。
「7度2分だけど関節が痛いからもしかしたらインフルエンザかもね、ハハハ」と病院行ってみたらマジでインフルエンザでした。ハハハ……。
 今は鼻水がスゴイので、回復に向かっているものと思われます。こうしてPCでブログ更新してるしね。
 皆さんもどうぞお気をつけください。
 いや気をつけててもかかっちゃうのがインフルエンザなんだと思うんですけどね。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 18:03| Comment(0) | 日記

2016年02月09日

タイムリミットがある生活

 次の商業誌は、KADOKAWAさんから出してもらえるノベライズになるのか、それとも一迅社から出してもらえるはずのノベライズになるのか……。締切のある生活というのは、作家にとって有り難いものです。
 締切といえば、今新しいネット小説を書いています。
 2月末に正式オープン予定のカクヨムで公開する予定のものです。新しもの好きなので、事前登録していました。
 なろうからそっくり引っ越しするつもりはありませんが、新作はとりあえずカクヨム限定公開にしてみようかと思っています。
 カクヨムではそのオープン日を締切としてweb小説コンテストも開催されます。応募規定には「10万字以上」とあり(完結はしていなくてもいいらしい)、12月〜1月とノベライズ原稿を書いていたわたしは、すっかりあきらめていました。
 が、たまたま目に飛び込んできたカクヨム公式のツイートによれば、「2月末までにエントリーをすませ、3月末までに10万字以上公開していればよい」とのこと。これを見て俄然やる気になりました。わたしもお祭りに参加しようと。KADOKAWAさんには今現在お世話になってるし。
 要は応募要項よく読んでいなかったんですよね(笑)。2月末までに10万字投稿してなきゃいけないと思ってた。2ヶ月あれば、話を完結させられるかどうかはべつとして、10万字書くのはけっこう楽な作業です。
 というかすでに35000字書けました。
 問題は、けっこう長くなりそうなお話なので、3月末のコンテスト締切までに完結させられるかどうかわからないこと。未完のまま2月末に連載を始めなければならないことです。
 わたし、完成させる前の作品をひとに見せると、なぜか完結させられなくなるというジンクスを持ってるんですよ。『クロカマキリ』はなんとか完結させられましたが、数年のブランクがありました。『ヤクザな退魔(旧ヤク)』と『スローター・フェイト』は言わずもがな。止まっちゃってます。だからわたしは、いつも「完結済みの小説」を連載するようにしているのです。
 とはいえ、商業誌のシリーズの場合、まだ最終刊も書いていない状態から出版までされていたわけで……もしかしたらなんとかなるんじゃないかなあと……自信はありませんが前向きに考えている次第です。
 カクヨム公開予定の新作はこんな感じのお話になっています。



 とりあえずコンテストエントリーのため第一章だけ投稿してあります。
 ジャンルは……激戦区なので避けたかったのですが……ファンタジーです。ホラー(スプラッター)でありアクションでもあるのですが、やっぱり舞台は異世界ですから。
 まあ書籍化されなくても、勝手に自分で本にします。
 今のところ、とても楽しく書けている作品です。楽しみにしていただけたら嬉しいです。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 21:52| Comment(0) | 日記

2016年02月03日

某社との24時間

◆4日前





◆2月2日19時













◆30分後







◆2月3日未明



◆2月3日18時半




 どうもお騒がせしました。
 わたしが取った行動は反則だったかもしれません。
 でも声を上げたことで事態が良い方向に動き出したのだとしたら、悔いはありません。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 19:44| Comment(3) | 日記

2016年01月25日

一世一代晴れ舞台

「今年はブログをもう少し更新したい」と思っていたのに、これが今年2回目の更新ですよ。
 11月から日々というものがものすごい勢いで過ぎ去っています。知らんうちに25日になってるんですよ、信じられない。しかも「あの日」からすでに3日も経っているなんて。

 あの日というのは、1月22日のことです。
 すでにTwitterではつぶやいていますが、東京に行っておりました。
 12月の中旬、わたしのもとに1通の招待状が届いたのです。
 わたしは……わたしは、天下のKADOKAWA様にお呼ばれしてしまったのです……。

 1月22日、ホテルニューオータニで、えんため大賞とミライショウセツ大賞の合同受賞パーティーが催されました。授賞式とも言われてたし受賞パーティーとも言われてたし、どっちが正しいのかはわかりません。ミライショウセツ大賞はまだ「大賞」が決まっていないのですが、作品の書籍化=優秀賞受賞という扱いなので、わたしは受賞者として招待されました。
『スコーピオン』で商業作家デビューしてからちょうど10年。途中、幻狼大賞奨励賞というものをいただきましたが、授賞式はありませんでした(しかもその後まもなくレーベル消滅するしな!)。また、デビューもスカウト……というか、昨今流行りの「ネット小説書籍化」にあたるため、当然授賞式はありません。10年作家やってて初めての授賞式です。
 登壇して挨拶とかせねばならないのだろうかと思っていましたが、登壇だけですみました。まあでも、わたしは実は大勢のひとの前で喋るのが平気な人間なのです。1対1とか3対1になるととたんに喋れなくなるのですが……。もしいきなり「挨拶を」と言われてもたぶん大丈夫でした。
 パーティーはきわめて盛大なもので、シモジモの人間であるわたしは雰囲気に圧倒されておりました。だって結婚式ですら、幼い頃叔父のものに一度出席したきりですから。パーティー自体、物心ついてから初めての経験です。しかも人見知りなので受賞者同士で喋るということもほとんどなく、わたしはひたすらニューオータニの料理に舌鼓を打っていました。お酒も飲み放題。たいへん美味しかったです。
 何より感動したのは、THORES柴本先生にご挨拶できたこと。感極まってみっともない姿をさらし、先生を戸惑わせてしまいましたが、その後わたしがぽつんとひとりでムシャムシャケーキ食べてるところにわざわざ声をかけてくださり、少しだけ落ち着いてお話ができました。先生はとてもお優しい方でした。
 現在いただいている商業のお仕事もKADOKAWA様のもので、担当さんとももちろんお話ししました。いつも電話やメールでの打ち合わせなので、今回が初顔合わせ。執筆は順調だったので、22日までには初稿を上げて担当さんに渡しておきたかったのですが、あと少しというところで完成しませんでした。できるだけ早くと約束しました。
 えんため大賞というのは本当に、「現代のエンターテインメントを総合した」賞だと思いました。ラノベやコミックの部門だけじゃなくて、ゲーム実況部門、ボーカロイド部門とかあるんですよ。しかも今年度から自作ゲーム部門も設立されるそうです。パーティーのプログラムにはニコ生ゲーム実況も組み込まれていて、わたしでも名前を知っている実況主さんが特別ゲストとして招かれており、生実況が行われました。
 きっと一般的な「授賞式」とはちがうのですが、それはヘンなちがいではなく、えんため大賞ならではの個性あふれる授賞式だったのではないかなと思っている次第です。
 そろそろ正式稼働が始まる小説投稿サイト『カクヨム』の話題もありました。
 ネット出身の作家として、非常に有意義な時間を過ごせたと思います。またわたしの人生の中のできごととしても、そうそう味わえない貴重な体験ができました。大切な思い出として、あの世まで持っていくつもりです。

 そして「できるだけ早く」と担当さんと約束した商業誌は、本日脱稿し、担当さんに送信しました。
 次の本はノベライズになります。パーティーでは原作者様ともご挨拶ができました。
 原作者様も読者も原作のファンも満足してもらえる出来になっていれば何よりです。情報解禁はたぶん来月下旬ではないかと思います。
 今年もこれからも、諸口正巳をどうぞよろしくですよ。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 21:33| Comment(2) | 日記

2016年01月01日

謹賀新年2016

 あけましておめでとうございます。
 今年もモロクっちと諸口正巳とM.S.CITY(またの名を超絶渋系狂気都市)をよろしくお願いします。

 今日は久しぶりに明るいうちに仕事から帰ることができました。ここのところ暗いうちから出勤して残業して真っ暗になってから帰るという生活でしたからね(単に日が短いだけなんだけど)。去年ぶっ倒れた会社でも似たような毎日送ってたんですが、やはりブラック企業とは疲労度がちがう。今のが好きな仕事だからというのもあるのかもしれませんが。
 家族はわたしが仕事に行っているあいだに初売りに行っていました。そこで「もし買えたらでいいから」と福袋をひとつ頼んでいたのですが、無事ゲットしてきてくれました。
 しかしおせち料理を食べながら格付けチェック見てたら、楽天で21時から販売開始だった福袋を見事買いそびれました。1週間くらい前から目をつけていました。争奪戦になることはわかっていたので、事前にページを開いてから居間に行ったのですが……まさか21時ギリギリまでの放送だったとは……。ハーヤレ終わったとトイレに入って出てきたら時すでに遅し(笑)。ほら特番って50分くらいには終わるじゃないですかたいてい。だから煙草吸ってトイレ行ったらこれですよ。やられましたよ。5分で完売です。
 でもGACKT様がついに一流芸能人ではなくなってしまう瞬間に立ち会うことになったのは良かったと思います。いやGACKT様が嫌いなわけじゃないです。なんか歴史的瞬間に立ち会ったようなそんな感じがして(笑)。

 そして今は正月早々血湧き肉飛び散るスプラッターなシーンを書いています。
 来月下旬あたりには商業誌関連で何かしらお知らせができるのではないでしょうか。もう少々お待ちくださいね。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 22:43| Comment(0) | 日記

2015年12月31日

2015年書き納め

 今日が仕事納めでした。そして明日が初仕事でございます。まあそういう職場だから仕方がない。
 今年は11月上旬から怒濤の忙しさで、気づけば年が明けようとしている感じです。
 でも、これまでの人生を振り返ってみると(やや大げさ)、高校生の頃から郵便局でバイトして、ショップ店員になったりもしているので、年末年始ゆっくりしたっていう年がほとんどないんですよね。毎年毎年この時期がいちばん忙しい感じ。慣れてるはずなのに、でもなんかちょっとくやしい(笑)。
 去年が、物心ついてから初めてゆっくり過ごした年末年始でした。まあタチの悪いビョーキにかかった結果なので、あまり有り難がってはいけないと思うんですが。
 しかしブラック企業をクビになったのが今年の始めだったなんて、今思えばなんだか信じられないです。遠い昔の出来事のようです。その後、わりとすぐに仕事がみつかったのは、このご時世、幸運なことでしょう。
 去年はなんともえらいことになってしまいましたが、なんとかこうして、8時間の労働をしても特に何の問題もない身体に戻ることができました。

 今年の創作は、完全新作の長編が『明日は廃墟でふたりきり』1本。夏には受賞作品の『謳えカナリア』が出版され、11月はコミティアに参加。プロットは何本も書きましたが、「これはいけるかな」と思えたのは2本くらいです。
 若い頃に比べればずいぶん執筆ペースが落ちました。でも、まあ、何も発表しなかったというよりはいいはずです。本当はもう1本くらい書き上げたかったんですけどね。やはり長編ともなると、もう丸一年付き合うつもりで挑んだほうがいいのかもしれません。
 現在は商業誌の原稿にかかりきりですが、これが終われば、また初夏には発表できるよう、オリジナルの完全新作長編に取りかかりたいと思います。

 そして来年は、わたくしモロクっちが諸口正巳として商業デビューして10周年を迎えることになります。
 今年はサイト運営15周年でしたが、来年も記念として何かしらやってみたいとは思っています。

 まあ、今年は内容が濃くて良い年だったんじゃないかな。

 それでは皆さん、良いお年を。
 また明日か明後日に、ここに年始のご挨拶にまいります(笑)。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 20:14| Comment(0) | 日記

2015年12月07日

11月の根雪

 12月に入り、職場が殺気立っております。めっちゃ忙しい。
 11月もイレギュラーな案件が入り、殺気立ってたしめっちゃ忙しかったですが。
 わたしもこんなことになるとは思ってなくて11月のコミティアに参加することを決めたのですが、おかげで11月はあっという間に過ぎ去ってしまいました。
 12月もたぶんあっという間でしょう。だってすでに1週間も経過してるんですもの。体感的には12月になったばかりって感じなのに。
 11月の下旬には、地元では珍しく大雪が降りました。札幌あたりなら11月下旬に雪が積もってもさほど珍しいことではないのですが、ここでは本当に珍しいです。北海道は広いので、西と東では気候がけっこうちがうんですよね。ここいらでは12月始めからちらちら降り始め、下旬にドカッと降ってそのまま根雪になるというのが通常パターンでした。
 だから11月下旬の雪も、「どうせ明後日くらいには融けてなくなってるだろ」とみんな思っていたのですが、なんと根雪になってしまいました。とにかく寒いのです。
 そんな寒さの中、大雪が降った数日後には雨が降りました。これまた非常に珍しいことです。凍えるほど寒いのに一日中雨。雨に打たれれば雪は融けるはずで、「この雨で雪は融けるだろ」とみんな思ったのですが……残ってしまいました。想定外の連続。

 想定外と言えば、嬉しい想定外もありました。
 予定では今頃わたしは、(恐らく近日運営が始まるであろう)ミッドナイトノベルズ用に、グロで18禁の中編小説を1本書き、(これまた近日運営が始まるであろう)カクヨム用に長編小説を1本書くことになっていましたが、思いがけず商業誌のご依頼を受けることになりました。ネット小説の執筆を始められるのはまだまだ先になりそうです。
 とはいえ、夏から書く書く言っていた『明日は廃墟でふたりきり』の番外編が長らく完成していませんでした。コミティアでも「楽しみにしています」と言われて「年内にはなんとか……フヘ」と曖昧な返答をした手前、いい加減書き上げないと先に進めないと思っていました。
 夏の終わり頃からダラダラ書き始めて、ああでもないこうでもないと書いては削り書いては削り、ようやく先日完成しました。
 現在、ムーンライトノベルズで公開しております。
 やっと大きな肩の荷が下りた感じ。
 今はプロットの合否待ちですが、ぼちぼち序盤から書き始めています。

 仕事があるってのはいいことだ。
 仕事が「できる」ってのもいいことだ。
 去年の今頃はベッドの上で寝てることしかできませんでしたからね。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 20:11| Comment(2) | 日記