2012年10月22日

おしまいのかたち

『新月が昇るまで4 針の上の光』の見本誌が到着しました。


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 いまだかつてないほど寂しい気持ちに襲われております。
 そんなにこのシリーズを終わらせたくなかったのか……。
 作者がそんなこと言ってたらなんだかまるで打ち切りにされたみたいじゃないか(笑)。『新月が昇るまで』は4巻構成ということが初めから決まっていたのでそんなことはないのです。あとがきにも書きましたけど、中央公論新社さんはたぶん打ち切りも引き延ばしもしないところです。もちろかん例外はあるでしょうけれど。
 編集さんが本当に恐ろしいというかすごいと思うのは、プロットを出した段階で「このスケールのお話なら◯冊でいけますね」とシリーズの巻数を的確に決めてしまうところです。
『世界時計と針の夢』は、できれば3冊で……と希望を出したのですが、「いや、この内容なら上下巻でまとまりますね」ときっぱり言われ、蓋を開けてみたら確かに上下巻で充分だったのです。
『新月が昇るまで』も、3冊で……と思っていたら、「これは4冊ないと無理ですね」とのご判断。そして今回もそのとおりでした。
 始まりがあれば終わりがある。でもその終わりを書くのはまだまだ先。と思っていたら、このシリーズの終わりは昨日手元に届いてしまいました。もうわたしがやるべきことは何もなくなってしまったのです。
 まったく悔いが残らないくらい、書きたいことも書くべきこともすべて書いたと確信しているので、よけいにそれが寂しさを助長しているのかもしれません。


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 ただ背表紙見たら4冊中3冊の『顔』が女性だったので噴きました。
 いや確かにサンナもルシアナも重要ではあるんだけどこれ背表紙詐欺に近いような気がしないでもないぞ(笑)。
 サンナかわいいですね。
 というか4巻の表紙は本当に冗談抜きですばらしいと思います。何度も言っていますが絵を描いたのはわたしじゃないので自画自賛にはならないからどんどん誉めるぞ。この表紙ほんとすばらしい。

 今週中には書店に並ぶでしょうか。
 ぜひとも終わりを見届けてやってください。
 よろしくお願いします。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 22:36| Comment(0) | お仕事状況
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