2017年05月30日

夢と絶叫の国

 おお、もうあれから1週間経ったのか。月日の経つのははやいもの。

 先週、大阪およびUSJに行ってまいりました。
 10年ぶりだなーと思っていたのですが、最後に行ったのがスパイダーマン運営開始後まもなくの頃だったので、実際は12,3年ぶりのようです。まだ大学生だったか……卒業後すぐだったか……。
 ともかく覚えてないくらい前なんですね。
 まだBTTFやウエスタンエリアがあったし、ハリウッドドリームはありませんでした。
 そう、わたしが最後に行った頃から、USJはファミリー向けに進化していった印象があります。それで興味をなくしちゃったんですよ。
 それが今年は『シン・ゴジラ』のアトラクションが期間限定で運営するというじゃないですか。
 わたし、どうせ1ヶ月間くらいだろと思ってろくに調べもせずあきらめていたのですが、6月までやっていると知り、行くことにしたのでした。わたしシン・ゴジラの狂信者ですから。
 ちなみにひとりUSJです。

 夢と魔法の国とちがい、映画の国は金で行列を解消できるのがよい。
(「さすが大阪やんなあ」とは神戸出身の上司の弁)
 もちろんエクスプレス・パスを買っていきました。
 しかしそれが抱き合わせ式と言いますか、優先されるアトラクションの組み合わせに限りがあるのです。
 このライドべつに乗りたくないんだけど仕方ないか、と妥協して買いました。
 べつに乗りたくないライドというのは、現在大人気大行列中のフライング・ダイナソー。
 わたし絶叫マシンは好きではありません。まあもちろん怖いから避けたいという理由ですが、断固拒否するほど怖くはない。だから付き合いでは乗るけど自らすすんでは乗らない感じ。乗っても「……ひどい目に遭った」「まあいい経験にはなったけど」と思うくらいで「たーのしー!!」とはならない。
 わたしにとってコーヒーのようなものです。コーヒー、飲めなくはないんだけどわざわざお金払っては飲まないんですよ。スタバ以外。
 わたしはあいにく貧乏性だったので、エクスプレス・パスの中に入ってるなら乗らないと損か……という思いに取り憑かれ、仕方なく乗ることにしました。
 十数年ぶりに訪れたジュラシックパークエリアは悲鳴に満ちていました。
 いや悲鳴といえば、もう入場する段階で聞こえてたんですけど。まさかハリウッド・ドリームがあんな、入口にあるとは思っていませんでした。入る前から地獄を見せつけられました。
 そりゃジュラシックパーク・ライドでも悲鳴は上がるけどさ……その比じゃないんですよ。
 しかも見上げればその悲鳴の原因が目に飛び込んでくるし。

 地獄かよ。

 コースターがグルングルンしてるさまを見れば頭に浮かぶのはそれだけです。
 わたしはとぼとぼと肩を落としながらフライング・ダイナソーに向かいました。
 待ち時間は皆無でした。

 そこは地獄でした。 

 いやしかし、強がりではなく正直にレビューしますが、見た目と悲鳴に反して案外怖くないです。
 身体のがっちりホールドっぷりは尋常じゃなく(そうでないとこまるんですけど)、けっこう安心できるのが原因かもしれません。スピードもそんなに速くないと思います。いや速いんですけどもっと速い絶叫マシンいっぱいあるよなという感じ。
 だた問題は酔うことです。
 酔いました。
 プテラノドンにつかまれてさらわれるという設定のライドなのですが、このプテラノドンが360度グルングルン飛ぶんですよ。
 ぶん回されてる最中頭をよぎるのは、「地獄か……」とか「プテラノドンこんな飛び方しねーだろあいつら滑空飛行だろ! いや実際どうだったかは……あががががが!」。
 あと肋骨痛いです。
 安全レバーのがっちりホールドっぷりにが加わることにより、胸がかなり圧迫されるんですよ。一回転するときは一瞬息が詰まります。
 でも話の種にはなるし、いつもどおりの気持ちになることもできました。
 まあいい経験にはなったな、という……。

 肝心の『シン・ゴジラ』ですが、娯楽としてはすばらしいものでした。
 しかし『シン・ゴジラ』の狂信者から見ればあまり納得のいく内容ではない。
『シン・ゴジラ』ではなくて、良くも悪くも設定やストーリーが「昔のゴジラ」っぽいんですよ。
 たとえばアルファベット3文字の謎部隊とか、オーバーテクノロジーな新兵器とか。メーサー砲とかスーパーXみたいな感じです。伝わると確信してる。
『シン・ゴジラ』でわたしが深く感動したのは、そういうプチ未来的、いやさレトロフューチャーな特撮要素がなかったことでした。そりゃトンデモ兵器は出てきましたよ。無人在来線爆弾とか。でもあれは今の科学力でも頑張れば造れるものでしょう。スーパーXはぜったいに造れない。その絶妙な現実感のさじ加減がすばらしかった。
 しかしUSJの『シン・ゴジラ』はちがうのだ。ゴジラの倒し方についても、説明されたとたん「……それ大阪消し飛ぶのでは……?」という思いが真っ先に頭をよぎる。もっとぶっちゃけると「これよく庵野がOK出したな」「というかこのアトラクション、シン・ゴジラ公開前に、脚本も渡されないまま作り始めたのでは」と思えるくらいです。ゴジラのデザインと熱線がシン・ゴジラなだけの、他のゴジラを観ている感じがして、非常にちぐはぐな印象を受けました。
 すごい勢いでディスりましたが、『シン・ゴジラ』として狂信者が観るのはアレでも、ひとつのアトラクションとしては非常に面白かったです。こんなにディスってんのに2回観ましたからね。
 
 アトラクションとして素直に非常に感動し、終わったあと他の乗客といっしょに拍手して、もう1回乗りたいと思ったのは、エヴァンゲリオンでした。
 いやあれはすごい。
 内容も旧エヴァの本筋にちゃんと絡んでいるし(これもツッコミどころがあるにはあるんだけど)、すさまじい未来を感じました。あれこそまさに未来の、次世代のアトラクションです。スパイダーマン・ザ・ライドがさらに3段階くらい進化したものと言えましょう。
 残念だったのは、既存のアトラクションの使い回しなので、待機列の雰囲気がちょっとエヴァから離れちゃってる場所もあったことくらい。期間限定なら仕方ない……んですが、このアトラクションが期間限定だなんてとんでもなくもったいないです。
 というわけで期間終了までにUSJに行ける人はエヴァ乗ったほうがいいです!
 わたしが行った日は(USJの基準でいえば)空いている日でしたが、エヴァとフライングダイナソーの待ち時間が群を抜いて長かったです。どうしてこのふたつが長かったのか、乗ってみて納得しました。

 それにしてもやはり十数年も経つといろいろと進化するのだなあ。
 スパイダーマンのCGも新しくなってたしね。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 20:24| Comment(0) | 日記

2017年05月18日

つくりたい

 作るのが好きなんです。
 何をって?
 作りたくなったもの、何もかも。

テラリウム1.jpg

 前の記事を書いてから早2週間以上経ちましたがまた同じ話題です。
 テラリウムです。滝の流れるやつ。
 一応「完成」とはしていましたが、このほどほんとうに「完成」しました。

テラリウム2.jpg

 動画を観ながら作ること1週間。
 コケはコケリウムを作る際に買ったものがあまっていたのでそれを利用し、そのへんのホームセンターで買ってきたアスパラガスとシダを植えたのですが、コケが足りなかったので、庭に生えてるコケで穴埋めしました。
 本当は本家の動画のように木(盆栽用の苗木らしい)を植えたかったのですが、4月って北海道じゃまだ庭いじりするような時期じゃないんですよ。だからどこの園芸店もホームセンターも本気出してないんです。
 ようやく最近花が並び始めたのであちこち行ってみたのですが、これというものが見つからず……。
 そうこうしているうちに、土が合わなかったのかわたしの世話がよくなかったのか、買ったコケが死んできちゃったのです。
 結局、最近流行りのメルカリで、ずっとほしかったコウヤノマンネングサと新しいコケを手に入れました。
 これが思ったよりもコウヤノマンネングサが大きくて、植えてみたらすっかり満足。
 あとはメンテナンスだけにしようということで、これでこのテラリウムも完成でございます。
 長かった。
 そして結局最後に頼れるのはネットでの買い物だった。

テラリウム3 (2).jpg

 このテラリウムづくりで苦労したのは、「発泡スチロールで地形を作る」という工程です。
 動画ではサクサク作ってますけど、ガラス面にぴったり密着するように発泡スチロールを切るのは素人にはほぼ不可能です。それがよくわかりました。
 どうしても隙間ができてしまうんですよ。このテラリウムも隙間からハイドロボールが少し滝壺に転がり込んできてます。
 あと、石を貼り付けたらどうなるか、ということを想像しながら傾斜とかつけなきゃならないんですけど、どうにもうまくイメージできないし、動画の真似をして作るのも難しい。
 納得はいかないまま妥協したんですが、石を貼り付けたらなんとかごまかせたという感じですかね……。
 その石を貼り付けるのもそこそこ苦労はしました。やっぱり自然のものだから、ぴったり隙間なく埋めるというのが難しくて、ところどころから白い発泡スチロールが見えてしまうのです。
 そこで発泡スチロールを溶かさないモデリングペーストに土とアクリル絵の具を混ぜてパテがわりにしました。
 厚く盛ったので完成初日にはまだ内部が乾燥していなかったらしく、アクリル絵の具とモデリングペーストが水に溶け出して白く濁ってしまうというアクシデントが発生。水を抜いて数日間乾かし、さらに水性ウレタンニスを塗りました。
 もう1回水を入れてフィルターの電源を入れたときは気が気じゃなかったんですが、それ以来濁りは発生しておらず、わたしと家族の目と耳を楽しませてくれています。

 でも思ってたより滝の流れが弱いと言いますか、滝っていうか湧き水なんですよね。恐らく国内で手に入るものの中では最も小さい水中フィルターなので、そのぶんパワーも弱いのでしょう。
 もちろんこれはこれで満足しているんですけど……やっぱり、滝! っていうのを作りたい。
 そんな気持ちが、このテラリウムの完成以降日を追うごとに強くなっていきます。
 アクアリウム関連物っていうのはハマるとヤバいみたいなんで自分で自分のことが心配なのですが、もうひとまわり大きな水槽で、もうひとまわり大きなフィルターを使って、ほんとうに「滝の流れるテラリウム」をつくってみたい。
 わたしは魚介類の匂いが苦手ですし、熱帯魚売り場や水族館の水槽を見ているだけで酔ってしまうという体質なので、生体は入れません。がさつだからぜったい死なせちゃうしね……。
 水槽に半分くらい水を入れる程度でしたら酔わないはずですので、まあ、少しずつ情報や材料を集めてつくってみようかなという気持ちであります。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 22:52| Comment(0) | 日記