2016年09月20日

ミッションたぶんコンプリート

 7月〜8月、1ヶ月間予約販売を受付しました『毎日がメリー・バッド・エンド』の現物が今月10日に届きました。カバー掛け、梱包の作業を終え、本日委託先のBOOTH倉庫に発送いたしました。
 BOOTH様の倉庫入荷作業は、商品の到着から7〜16日(土日祝のぞく)かかります。これまでの経験上、わたしのサークルの商品の入荷作業が完了するまで、がっつり2週間以上かかっています。納品数が多いからかもしれません。たぶん多いほうだと思います。
 そのため、購入してくださった皆様への発送が開始されるのは、見込みどおり10月上旬となりそうです。
 具体的に何月何日からの発送になるかは、BOOTH様次第のためわたしにもわかりません。申し訳ないです。

 それにしても梱包が大変でした。カバー掛けは慣れたせいかどうということはない作業になったのですが、毎度毎度BOOTH様への梱包作業に想像以上の時間がかかります。「こんなもん1時間くらいでできるだろ」と思ってたら、今回は休日をまるっと一日消費することになってしまいました。
 前回の明日廃委託の際も「こんなもん30分で(略)」と思ってたら3時間くらいかかったし。今回は明日廃の納品数よりも多かったとはいえ、まさか……まさか……6個口になるなんて。
 これから梱包には一日かかるものと考えるようにします……。
 少しでも送料を減らしたくて、120サイズの段ボールを買ってきたのですが、このサイズの段ボールにぎっちり本を詰めたら、持ち上がらないんですよ。わたしが動かせる限界は30キロということが自己分析によりわかっているのですが(笑)、びくともしなかったので30キロ以上あったということになります。
 ゆうパックはひとつ30キロまでしか送れないので、結局口数を増やすしかなくなりました。
 それもこれも毎メリの1巻と3巻がブ厚いせいです。
 誰だよ! 本棚に商業誌といっしょに並べても違和感のないデザインとブ厚さを目指しましたとか言って得意になってたヤツ! 送料だけで約8000円だぞ!

 さて、実は今回、予約をいただいたぶんよりも10数冊多めに納品しています。
 入荷完了後ショップを再オープンし、先着順での販売を行います。
 購入希望で予約しそびれてしまった方は、ご利用をご検討ください。販売開始日時は、Twitterでお知らせします。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 21:19| Comment(0) | 日記

2016年09月11日

外宇宙より来たる

 昨日は充実していましたよ。
 なんたって午前中には数年ぶりに自衛隊駐屯地祭に行って訓練展示見て、夜は『シン・ゴジラ』(1ヶ月ぶり3回目)を観てきたんですからね。
 今月末でとうとうシン・ゴジラも地元シネコンでは上映終了。来週には以前から注目している映画が来るようだし、書きたい小説のアイディアも浮かんだので、今のうちにと、最後の劇場鑑賞に行ったのでした。
 わがまちのシネコンはいつ潰れてもおかしくないくらいいつも空いているのですっかり油断していたのですが、昨晩行ったら大混雑で驚きました。『君の名は。』が満席、『シン・ゴジラ』も8割以上埋まっているという盛況ぶり。いやはや今年の夏映画はすごい。
 これであとはソフト発売までシン・ゴジラもおあずけ……。今回ソフトはブルーレイを購入することを決意しました。ここでお断りしなければならないのは、我が家にブルーレイ再生機器がないということです。つまりわたしはデッキごとシン・ゴジラを買おうとしているわけです。完全に狂ってます。
 でも今使っているDVDレコーダー、DVD再生機能が死んでて、ただのレコーダーになってるんですよ。だからいい買い換え時じゃないでしょうか。


 さて前置きが長くなりましたが、今回はゴジラの話をしようと思います。
 …………。
 ゴジラの話をしようと思います。
『ゴジラ対ヘドラ』の話です。


 先日Huluを契約したと書きましたが、現在Huluではゴジラ作品が見放題になっています。わたしがまず選んだのはこの『ゴジラ対ヘドラ』でした。この作品、

 ・ゴジラ映画の中では異色作
 ・完全にイカレている
 ・幻覚を見たい人におすすめ

 などと言われている問題作品です。また、ゴジラが空を飛んだということでも(悪い意味で)有名です。
 デヴィッド・リンチ好きのわたしが聞いて観ないわけにはいかないじゃないですか。観ました。

 ゴジラmeetsデヴィッド・リンチ

 これがわたしの『ゴジラ対ヘドラ』評です。イカレています。狂っています。キチガイです。
 まず冒頭、海からヘドラがその異様な顔を突き出すシーンから始まります。まあここまで(10秒くらい)はいい。怪獣映画ですから。
 しかしその直後、歌が始まります。
 歌です。
 このゴジラ映画には主題歌がついているのです。『かえせ! 太陽を』というタイトルなんですが、これがもーーースゴイ。すごい歌詞です。そのくせメロディは覚えやすく、むしろいい歌のように聞こえます。ただ歌詞のテーマは公害です。インパクトのある歌詞、よく聴くと明るくて良いメロディ、そして覚えやすいメロディ……典型的な洗脳ソングです。
 一応本作のヒロインである女優さんが歌っています。最初は曲調に合わせた明るい顔で朗らかに歌っているのですが、だんだんだんだん無表情になってきて、しまいにはこっちをガン見しながら唇をほとんど動かさなくなります。もうこの時点でこの映画が劇物であることがわかります。
 調べてみると、この映画はかなりの低予算で作られたようです。監督は「この予算でどう作れと」と頭を抱えたとか。低予算っぽさは悲しいかな全体からにじみ出ています。特に肝心のゴジラ。なんかおかしいんですよ、着ぐるみが。ボロボロだし、まず首が曲がってる。倒れたとき、中の人の頭のかたちがわかってしまうシーンまで。でも、そんなことさえどうでもいい。
 ときどき唐突に挿入されるアニメが悪夢のようです。酒に酔った青年がガチで幻覚を見るシーンがあるのですがそのシーンが本当にヤバイ。そして何よりヤバイのは、ターゲット層であろう子供が観たらトラウマになりそうな死体映像がゴロゴロ出てくることです。実際トラウマになった子も多いみたいですね……。
 怪獣ヘドラの設定やデザインもすごい。このヴィジュアル、わたしは大好きですが、ボロボロの雑巾というかほんとにヘドロやゴミの塊というかそんな感じなんですけどなんとなくクトゥルフっぽくも見えます。きわめつけに、ヘドラのもとになった生命体はどうやら宇宙から来たらしいのです。宇宙。もう勘弁して。いあいあ。
 ヘドラはその身体、特に内部に手を突っ込むと毒だか硫酸だかでとにかく溶けてしまいます。
 ヘドラ自身も飛ぶと硫酸ミストなるものをまき散らすようです。
 ゴジラがあちこち溶けます。ゴジラさえ溶けるんですから人間なんかひとたまりもありません。骨になります。誇張じゃありません、ほんとに骨になるんですよ!
 人間パートはさほど長くなく、ゴジラVSヘドラの怪獣プロレスはなかなかの迫力です。ヘドラが強く、前述のようにゴジラさえあちこち溶けて負傷するので、かなりの激闘です。
 そんな中唐突に挿入される、勇ましくて明るい音楽のゴジラ飛行シーン。
 ひどいです。このシーンの挿入には、今では考えられない製作サイドのすったもんだがあったようです。だからあまりにも唐突でちぐはぐなのですが、もともと狂ってるこの映画の狂気にかえって拍車をかけている気がしないでもありません。
 父はこのゴジラ飛行シーンに呆れ果て、またこの前後の子供向け路線にもついていけなくなり、84ゴジラまでゴジラから離れてしまうのでした。
 さほど重要ではない人間パートにも問題はあります。
 わたしは俳優という職業の方をおおいに尊敬しています。常日頃わたしを夢中にさせてくれる映画のかなめはやはり俳優さんです。だからあんまり演技については文句つけたくない。でもこの映画の子役の演技はひどいです。本当にひどいです。ただ台詞を大声で読み上げているだけです。
 その子の父親である博士は、超序盤にヘドラによって顔を半分溶かされてしまい(どっかのヤクザみたいだ)、登場時間のほとんどが包帯で顔が隠れています。悲惨すぎます。
 一応、この人間たちの努力もあって、ヘドラはゴジラに撃退されるのですが……。
 その最期がヤバイ。ひどいです。
 わたしは何回やばいとかひどいとか言えばいいんでしょうか。
 もう何十年も前の映画だからネタバレしますけど、ゴジラがヘドラの身体引き裂いて中身引きずり出してちぎっては投げちぎっては投げ、核らしきものも抉り出します。さらにそのシーンにかぶされるのが例の主題歌。かーえせーかーえせー あばべべべべ

 ゴジラ映画を観たことがないという人には危険な作品ですが、ゴジラを何本か観ている方や幻覚を観たい人におすすめの映画です。
 わたしこのえいがだいすきです!!!
ぴるぴるぴる
posted by モロクっち(諸口正巳) at 22:14| Comment(0) | 日記

2016年09月07日

あれが雪だったなら

 手元の日記によると、8/30の夜に北海道に台風が上陸したようです。
 現在でも北海道の東部は交通網がわりとてんやわんやであり、もう1週間以上経ったのかという思いです。
 衆知の事実ですが、ふつう、北海道に台風は来ません。
 上陸する上陸すると脅されて身構えていたらいつものように温帯低気圧に変わって消える、というのが、道民にとっての台風でした。わたしたちが対策を練ってきたのはもっぱら雪でした。川は氾濫するものではないし山は崩れるものではない。大雪と寒さのほうがよっぽど恐ろしい。
 だいたいみんなそんな考えなので、北海道は雨に対して無頓着でした。完全にノーガードでした。
 わたしは雨、特に大雨が大好きで、「雨が降っているから」という理由で出かけることさえあるほどです。屋根に雨音が当たる音は子供の頃から大好きでした。
 その日の台風も、わたしはものすごい風雨の音にわくわくしながら眠りにつきました。
 午前4時半、けたたましく携帯が鳴って叩き起こされました。このあたり一帯に避難勧告が出たという通知でした。

 避難勧告? なんだそれ? 避難しなきゃならないのか? 今日は早番で6時から勤務開始なのに。
 避難勧告? なんで? ……雨? 台風か! ……やんでるじゃないか、なんで!?

 そのとき、すでに雨はほとんどやんでいました。風もさほどのものではありませんでした。でも、避難勧告が出るなんて。なにが起きたんだ、と思いながらも、わたしはじつに日本人らしく、いつもどおり支度をしていつもどおりの時間に出勤しました。
 隣町や、隣町の隣町や、車で5分もかからない距離にある川や、札幌や新千歳に行くためには必ず越えなければならない峠が大変なことになっているのを、わたしは初めて職場で知りました。物流は完全に止まっていました。
 最近わたしはときどき職場の門と鍵を開け、警備を解除する仕事も任されるようになっていました。その日は、その当番でした。でもわたしが行ったときにはすでに上司がおり、職員全員の安否を確認しているところでした。中には避難しているひとや、とても出勤できる道路状況にはないひともいたようです。
 雨はやんでいたけれど、川はおかしくなったまま。いくら雪が降ってもびくともしない峠や橋は崩れました。道東と道央は分断されました。牛と鶏が山ほど流されて死にました。ジャガイモもトウモロコシもみんな死にました。

 今日、JR北海道は、復旧は12月以降になる見込みだと発表しました。
 そう、あの日から今日まで、たった1本しかない鉄道が動いていないのです。万年赤字とはいえ、JR北海道は道民になくてはならない足のひとつ。12月まで動かないなんて……、そんなの、もう、冬になっているじゃないか。
 たったひとつの台風で、北海道の東側はめちゃくちゃです。
 こっちには「積雪5センチで東京の交通網がマヒ」というニュースで嘲笑うひとが多いですが、これで目を覚ましてくれるといいですね。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 22:02| Comment(0) | 日記