2017年08月03日

超展開


 痛 風 だ っ た


 はい?


 痛風に強い内科に行って「突発性浮腫」「貧血」と診断されてから数日後、昨日のことです。
 朝から足がパンパンに腫れててしかもまともに歩けないくらいの痛みでした。
 ゾンビみたいにびっこを引き引き職場に行ったはいいのですが、足下に置いたサーキュレイターの風が当たっても痛い。というかべつに風当たってなくても痛い。脂汗が出てくるほどでした。みんなに「足どうした?」「え、まだ良くならないの?」「ていうか悪化してないかそれ」と言われ、とても仕事にならないのでまたも早退。
 今度は、両親が肩こりや関節の痛みでかかりつけにしている整形外科に行くことにしました。
 先月中旬に行った整形外科は家のすぐ近くの大きな病院だったのですが、その整形外科は車で20分くらいかかるところにあります。
 わたしのパンパンの足をひと目見るなり先生は言いました。

医「これは痛風だと思うよ。痛風じゃなかったとしてもなんか炎症起こしてるのは間違いない」
モ「え……でも……○○内科で突発性浮腫って言われて利尿剤を……血液検査でも貧血以外はべつに……」
医「フン!」←おくすり手帳と検査結果見て一笑

 人ってあんな漫画とかドラマみたいにシリアスなシーンで「鼻で笑う」ことが実際にあるんだなって思いました。
 どうやらわたしは行く病院を間違えたようでした。セカンドオピニオンって大事ですね。
 なんでも内科で受けた血液検査では肝心な数値が調べられていなかったようです。
 CRPという数値でした。
 今日検査結果を聞きに行ったら、その数値が(先生の予想通り)高かったのです。
 利尿剤飲むのをやめるように指示され、昨日の段階で出された薬を飲み始めたら……1日で痛みと腫れが引いてきました。
 わたしは痛風でした。
 ビールどころかお酒飲まないのに。下戸というわけではないですが、わたしはお酒よりお茶とかコーラのほうがおいしいと思うのであえてお金出してお酒買わないのです。
 尿酸値も基準値なのですが、この数値はそんなにあてにならないとも言われました。尿酸値が低くても痛風になる人はなると。
 わたしはこれから一生お酒を飲めないというわけか……。
 ……べつに残念じゃないな……。

 でも、身体のだるさもなくなって足の腫れも引いてきました。
 これでやっと仕事がまともにできるよ。
 FGOとTwitterはやってましたけど、あれ寝ながらできますからね。もう足痛くて身体だるくてあんまりPCの前に座っていられなかったのです。それじゃ困るんですよ。現に今もらっている仕事に支障出てましたから。
 べつに痛風でもいい。原因も治療法もわからないまま、2週間も引かない足の腫れにつきあうよりよっぽどいい。
 これでやっと楽になれます。
 こんな言い方したら死ぬみたいだけど、今わたしは本当にほっとしているのです。

 ぜったいあそこには行くなって人に教えられる内科もわかったしな!
posted by モロクっち(諸口正巳) at 19:36| Comment(2) | 日記

2017年07月31日

来月の目標ができた

 来月は元気になる。

 じつは5月あたりから少しずつ体調が悪くなっていって、今月はピークに達していました。
 中旬からは病院通いです。
 最初に気づいた違和感は、「階段の上り下りがきつい」でした。わたしの今の仕事はわりと職場の中を歩き回ります。狭い建物ですけどね。で、その1階と2階の行き来が急につらくなってきたんですよ。ただ2階に上がっただけなのに、もう両足が鉛のように重くて。
 それが今月になるととうとう息さえ切れるようになりました。たかが2階上がっただけですよ。
 確かに運動が嫌いなので運動不足というのもあるでしょう。でもなんか……おかしい。べつに階段上ってなくても、もう歩くだけで息が上がる。トレーニングみたいに重りでもつけてんのかって感じですよ。
 しかも右膝の裏が異様に痛くなってきました。
 それで最初は整形外科に行きました。レントゲンはもちろん、エコーとかMRIまで撮りました。でもそれらしい原因がないっていうんですよ。現代の医学をもってしても下半身の尋常じゃないだるさの原因がわからんというのです。
 納得できないので現代医学を捨て、わたしは鍼に2回行きました。打ってもらうと2日ほどは調子がいいのですが、結局まただるさが戻ってきます。
 どうしたもんかと思ってたら……。

 突然左足首がパンパンに腫れました。
 ぶつけてもひねってもいないのに。

 あれは忘れもしない、先週の日曜日です。昼前、左足首の内側に「あれ? ちょっと青いような……ぶつけたかな?」と思う程度の青痣が浮かんだと思ったら、もう夕方にはブワワーッて腫れてひどく痛み始めました。虫刺されかとも思ったけど、刺された痕がない。だいいちまったくかゆくない。
 こんなに腫れるくらいぶつけたのならさすがにそのときのことを覚えているはずです。
 それに気づいたときには、足首の外側まで腫れ始めていました。
 もうまともに歩けなくなっていました。右膝裏の痛みは続いてる有り様だし。
 慌ててわたしは「足 突然腫れる」とかで検索。引っかかった痛風の腫れの画像があまりにも症状に酷似していたので、もう家族して痛風だと決め込み、明日は仕事を早退して痛風に詳しい内科に行くことにしようと決めました。
 翌日、仕事は完全にびっこを引きながらやっていました。「ぶつけてもいないのに突然腫れた」と話せば上司たちはドン引きし、早退を許してくれました。

 医「整形でなんの異常もなかったんだね」
 モ「痛風だと思って……」
 医「ハハハ痛風ではないよ」

 ひと目で一蹴されました。さすが痛風に強い病院。似たような腫れ方でも、素人にはわからん特徴があるのでしょう。
 結局腫れは「突発性浮腫」と診断されましたが、要するに原因不明の突然の腫れにつく病名のようです。そうです、結局なんなのかわからなかったのです。げんなりしました。身体のだるさがガクッと強くなったようでした。
 先生は、「夏場に神経質な女の人がかかることがよくある」「今のところストレスと塩分が原因と考えられている」と話しました。ストレスったってなあ……。前の職場と比べたら天国みたいなところなんだけど。
 でも腫れとだるさはたぶん関係がないということで、徹底的に検査することになりました。数日間病院に通い詰めましたが、だるさは日増しに強くなって、今日なんか職場で倒れそうになるくらいでした。
 もはや車を運転することもできず、母に送ってもらって聞きに行った検査の結果……。

 貧血ってことがわかりました。

 貧血でした。
 前にもやったことありますよ貧血。
 そう、今でもはっきり思い出せる、あの2011年……。大震災のあと、近所に献血車が来たので、わたしも力になりたいと飛び乗りました。
 結果、怒られました。
 いいことしようとしたのに怒られました。
「あんたこんな数値で献血なんてとんでもない! あんた血をもらわなきゃならないほうだよ!」
 わたしはそこで初めて自分が貧血なのだと知りました。
 しばらく内科に通い、数値は人並みに回復しました……が。
 あれから数年、わたしのヘモグロビンはまた少なくなってしまったのです。まあ数年前と食生活あんまり変わってないしな。
 でもすべてにおいて納得です。貧血になれば身体はだるくなるし、朝起きるのもつらいっていうか常に眠い。そんなに重度の貧血ってわけじゃなかったのですが、今日は車が運転できないくらいだるい、って言ったら点滴してくれました。
 わたし小学生のとき風邪をこじらせて軽い肺炎になったときに点滴受けたっきりなんですよ。
 30年ぶり2度目の点滴です。
 でもこれが効いたのか、仕事の疲れは感じますけど、全身ロウか片栗粉で固められてんじゃないかというだるさは今のところ改善されました。
 薬……っていうか鉄分出されたので、明日からちゃんと飲みます……。
 そして来月こそは、元気になってみせる……。
 今回の件で気がつきました。
 原因不明、対処方法も不明、っていうのが、いちばん厄介なのだと。
 足はいまだに腫れてるんですけど、だるさだけでも回復する見込みがあるならありがたいもんです。

 まあでも明日から毎日ひじき食べさせられるんだろうな。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 22:30| Comment(3) | 日記

2017年07月20日

いきなり新連載

 Twitterではちまちま進捗をツイートしていたのですが、ようやく14万字の新作長編が書き上がりました。
 また14万字か。
 とはいえ完結させられたのだから結果オーライです。
『常夜ノ国ノ天照』以降、いくつものプロットがだめになりました。プロットはできても3万字くらい書いたら詰まってしまうの繰り返し。これは逆にプロットでガチガチにしてるからだめなのかもしれんと思い、今回はあんまり展開や結末を考えず、好きなシーンから書いてみようと試みました。
 あとひたすらグロいの書こうと思いました。
 グロいのが書きたくなっていました。
 そしたら完結しました。2ヶ月以上かかりましたが。
 14万字なんて1ヶ月くらいで書けるものだったんだけどなあ。年を取ったせいか。いや閣下に夢中になったせいかもしれない。
 もともと10万字くらいの、いつもより短い感じでいこうと思っていたのですが、やたらとグロいシーンに力入れてたらページ数が増えていました。
 今回は休みの日や休みの前日に調整して投稿したいと思っていますし、商業の仕事もいただいている状態なので、不定期更新となります。でも原稿は完結しているのでエタりはしません。約束します。

 タイトルは『さよなら、ダーク・チェリー・パイ』。
 エロよりグロで18禁を目指しました。でもまあ一応エロいこともしてます。
 どうぞよろしくお願いいたします。
 http://novel18.syosetu.com/n1420ed/

 訓練された諸口作品読者にはこのひと言でやばさが伝わると思うんですけど、

 ヒーローの〈事象の地平線〉は〈イグ=シスト〉です

 あと、今回は出番ないよなと思っていたのですが、気がついたら蜂のほうの神様も書いていました。作者の予定すら操る彼らはやはり神以上のそんざい、『世界』そのものなのだ。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 21:50| Comment(2) | 日記

2017年06月30日

6の月だけにね

 5/31に発売し現在も売り上げ大好調のノベライズといえば『被虐のノエル』ですが(ダイマ)、これはひとりの少女が一時の気の迷いから悪魔と契約してしまって人生がしっちゃかめっちゃかになるお話です。
 そんなわたしの中で今月大爆発したのが

 デーモン閣下でした。

 なにこれ……悪魔の呪い……?

 わたしが物心ついたときにはすでに地球デビューされていた閣下ですが、幼いわたしは閣下のことをただの面白い人としか思っておらず、何年も歌手だということを知らなかったんですよ。
 それがなにかの番組でライブ……いやミサの映像がたまたま流れて、初めて閣下の歌声を聞いたのですが、冗談抜きでひっくり返りましたからね。だって普段あの顔とあの声で吾輩ですよ。あんなに高く透き通った声で歌うなんて誰が想像できましょう。たぶんその出オチ的な驚きを与えるための戦略だと思うんですけど。
 わたしは20代前半の頃はヘヴィメタルをよく聴いていました。しかしもっぱら洋楽で聖飢魔IIはほとんど聴いていませんでした。当時のわたしの趣味には合わなかったのでしょう。あるいはあの頃たった1枚だけレンタルしたアルバムが合わなかったのか……。唯一気に入ったのが『赤い玉の伝説』で、その曲だけはPCに落とし込んでいました。歌詞の意味わかってなかったけどね。純粋だったから(笑)。
 その曲データはiPhoneに移し、iPhoneを新型に乗り換えるたびに引っ越しさせていたのですが……。
 先月、OSを更新してバックアップ取ったときに、同期のやり方間違えちゃったのです。
 初代iPhoneから引き継いできた楽曲データがぜんぶ吹っ飛んでしまいました。ああ……いつかやるとは思っていたが……。
 ということで思い出深い曲やいまだに聴く曲は手持ちのCDから新たにインポートしたりストアで買い直したりしました。『赤い玉の伝説』も。
 そこで「今閣下はどんな歌を唄っておられるのだろう」と動画を観てみたんですよ。





 ひっくり返りましたよね(またか)。
 ただでさえうまかったのにさらにうまくなってるし、声もよりいっそう透き通っておられる。天使のような悪魔の歌声です。
 それですっかり正気を失ってしまい、今手元にソロアルバムが5枚あります。先月末は0枚だったのに今5枚です。おまけにライブのニコ生中継(正確に言えばタイムシフトですが)を見るために初めてニコニコのプレミアム会員になる始末。そして生中継見終わったら即解約。完全に狂ってる。狂信者ですよ。
 ニコニコ動画のとある閣下の動画に「ファンになるわこんなん」というコメントがあって噴いたのですが、その気持ちわかりますよ。ファンになるわこんなん
 個人的には聖飢魔II時代よりも今の歌声のほうが好きですが、ソロアルバムはあらかた集めてしまったので、今度は聖飢魔IIのベスト盤でも手に入れようと思っています。
 デーモン閣下が「相撲に詳しい面白い人」という認識しか持ってない方!
 これを期に閣下のお歌を聴くのだ!
 お前も信者にしてやろうか!
posted by モロクっち(諸口正巳) at 19:59| Comment(0) | 日記

2017年06月29日

ただの時計にかける値段

 先月買っちゃったんですよね。
 時計を。
 しかも普通の時計じゃないやつ。

 Apple Watchを。

 1ヶ月くらい使ってみた感想をここに記そうと思います。

 腕時計というアイテムは大好きで、最近「スマホがあるから腕時計なんかいらない」という意見を時折見かけるのですが、わたしとしてはそれがまったく信じられないのですよ。たぶん高校の頃から、外出するときは必ずつけるようになっていました。もはや依存症みたいなもので、手首が軽いまま出かけるのは耐えられないんです。
 そんなわたしのお気に入りは、大学生の頃初めてのバイトの給料で買ったセイコーのルキアでした。これが、今ではもう売ってないユニセックスタイプのもので、女がつけるには大きく、男がつけるには小さいサイズです。あまりにも長い間つけてたのでそれがわたしの腕時計の基準の大きさになっています。
 セイコーなんで壊れもせず、サファイアガラスだから文字盤に傷ひとつつかず、早十数年。
 それからいくつか腕時計を買いましたが、数回着けただけで結局またそのセイコーに戻ってしまっていました。
 でもそろそろ他の時計にしたいなあ……と思い始めて、注目したのはガガミラノだったんですが、これくらいの値段出すなら他に欲しい時計あっただろと気がつきました。

 それがApple Watch。

 発表直後、「ダサイ」「ダサすぎる」「ジョブズが見たら壁に叩きつけるレベル」と評され、わたしも正直「もっとカッコよくできたのでは。なんで四角なんだ」と思ったのですが、でも、本気で欲しいと思ったんですよ。
 発表時は値段は公開されておらず、わたしは「ミラネーゼループすごくいいな! でも18Kもいいかもねー」なんて、今思えば滑稽でしかないことを考えていました。
 ……あんなに高いとは思わなかった。
 18kモデルの値段なんか冗談抜きでバカじゃねえのって思いましたからね。apple好きなのに。※約200万円です
 200万の時計出すのはかまわないし実際200万円以上する腕時計はたくさんあるんですけど、ならせめて多くの人が「カッコいい!!」って目をキラキラさせるようなデザインにしてください……よ……。
 しかしここまでコキ下ろしときながらもわたしは新しもの好き。
 いつかは買おうかな、と発売直後はスルーすることにしました。

 そして今がその「いつか」となったのです。

 値段のこともあるのでどのモデルを買うか3日間くらいマジで真剣に寝てるとき以外ずっと考え続け、悩み続けたのですが、今まで値段で妥協して後悔したことが多いので、発表時から心惹かれたステンレスモデル+ミラネーゼループにしました。
 大きさは38mm。
 女性ものにしては重いという話ですが、わたしが今までつけていたセイコーと同じくらいの重さで、まったく違和感はありません。
 また多くの人が問題視するバッテリーですが、8〜10時間の勤務中ずっとつけていると、残量は42%〜70%です。42%っていうのはつけた初日で、嬉しかったし気になったので何度も文字盤表示させてたせいでしょう。子供か。最近は60%以上残っていることがほとんどです。
 腕時計なんて家に帰ったら外すものでしょう。ずっとつけてるって人でも、さすがに寝るときくらい外すと思います。そのときに充電すりゃいいだけです。スマホだって毎日充電するし、ただ磁石を裏にくっつけるだけなんだから面倒な作業でもなんでもありません。だからバッテリーもまったく問題にならないです。

 とはいえ……Apple Watchの実態は、「ちょっと面白いだけのデジタル時計」です。

 iPhoneの子機という感じなので、iPhoneが近くにないと完全にただのデジタル時計になります。
 わたしの職場は私物のケータイ持ち込み禁止なので、勤務時間が始まったら、iPhoneとApple Watchの接続は切れてしまいます。
 でも、わたしは「スマートウォッチ」ではなく「変わった時計」が欲しかったので、現状大満足しています。
 運動はしないしっていうか大ッ嫌いなので、Apple Watchのウリのひとつであるアクティビティ機能もまったく生かされる機会はないでしょう。
 ということで完全にただの時計なんですが、そう考えると、いろんなアプリを試したときに「ふーんこんなこともできるのか」と感心できます。
 あと、今回購入に踏み切ったきっかけは、現在サードパーティー製のバンドがたくさん出ているということでした。
 apple純正のバンドは高いんですけど、サードパーティ製なら高くても数千円でバンドの着せ替えが楽しめます。これはApple Watch発売直後にはまったく想像してなかったので驚きました。スマホケースを替える感覚でバンドが替えられるなんて面白いじゃありませんか。

 というわけで、「スマートウォッチ」という革新的なガジェットを期待して買うのは危険だと思います。
 買うなら「ちょっと面白い時計」「好みのバンドや文字盤にできる時計」として。

 今のところセイコーに戻りそうな気配はありません。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 22:24| Comment(0) | 日記

2017年06月01日

復讐を誓う。

 しまった、うっかり発売日の夜に温泉に行ってしまってブログで告知せずに終わってしまった。



 人気フリーゲーム『被虐のノエル』ノベライズ、『被虐のノエル Movement1 vow revenge』が5/31に発売になりました。
 明日は休日なので書店に行ってみます。さすがに2日も経てばこのド田舎にも入荷しているでしょう……。
 とはいえKADOKAWAさんの本は発売日にちゃんと店頭に並んでるような気がします。早めに出荷してるんでしょうかね。
 アニメイトでは限定版もあり、さらに書き下ろしSSペーパーもつきます。ペーパーはなくなり次第終了だそうですので、てんちょー好きな方はお早めにどうぞ。
 アニメイトの店舗によっては売り切れているところもあるそうで、携わった身としてとても嬉しく思っています。
 Movement"1"ということは、続刊もあるわけでして……最後まで頑張らせていただく次第です。
 どうぞよろしくお願いします。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 23:58| Comment(0) | 日記

2017年05月30日

夢と絶叫の国

 おお、もうあれから1週間経ったのか。月日の経つのははやいもの。

 先週、大阪およびUSJに行ってまいりました。
 10年ぶりだなーと思っていたのですが、最後に行ったのがスパイダーマン運営開始後まもなくの頃だったので、実際は12,3年ぶりのようです。まだ大学生だったか……卒業後すぐだったか……。
 ともかく覚えてないくらい前なんですね。
 まだBTTFやウエスタンエリアがあったし、ハリウッドドリームはありませんでした。
 そう、わたしが最後に行った頃から、USJはファミリー向けに進化していった印象があります。それで興味をなくしちゃったんですよ。
 それが今年は『シン・ゴジラ』のアトラクションが期間限定で運営するというじゃないですか。
 わたし、どうせ1ヶ月間くらいだろと思ってろくに調べもせずあきらめていたのですが、6月までやっていると知り、行くことにしたのでした。わたしシン・ゴジラの狂信者ですから。
 ちなみにひとりUSJです。

 夢と魔法の国とちがい、映画の国は金で行列を解消できるのがよい。
(「さすが大阪やんなあ」とは神戸出身の上司の弁)
 もちろんエクスプレス・パスを買っていきました。
 しかしそれが抱き合わせ式と言いますか、優先されるアトラクションの組み合わせに限りがあるのです。
 このライドべつに乗りたくないんだけど仕方ないか、と妥協して買いました。
 べつに乗りたくないライドというのは、現在大人気大行列中のフライング・ダイナソー。
 わたし絶叫マシンは好きではありません。まあもちろん怖いから避けたいという理由ですが、断固拒否するほど怖くはない。だから付き合いでは乗るけど自らすすんでは乗らない感じ。乗っても「……ひどい目に遭った」「まあいい経験にはなったけど」と思うくらいで「たーのしー!!」とはならない。
 わたしにとってコーヒーのようなものです。コーヒー、飲めなくはないんだけどわざわざお金払っては飲まないんですよ。スタバ以外。
 わたしはあいにく貧乏性だったので、エクスプレス・パスの中に入ってるなら乗らないと損か……という思いに取り憑かれ、仕方なく乗ることにしました。
 十数年ぶりに訪れたジュラシックパークエリアは悲鳴に満ちていました。
 いや悲鳴といえば、もう入場する段階で聞こえてたんですけど。まさかハリウッド・ドリームがあんな、入口にあるとは思っていませんでした。入る前から地獄を見せつけられました。
 そりゃジュラシックパーク・ライドでも悲鳴は上がるけどさ……その比じゃないんですよ。
 しかも見上げればその悲鳴の原因が目に飛び込んでくるし。

 地獄かよ。

 コースターがグルングルンしてるさまを見れば頭に浮かぶのはそれだけです。
 わたしはとぼとぼと肩を落としながらフライング・ダイナソーに向かいました。
 待ち時間は皆無でした。

 そこは地獄でした。 

 いやしかし、強がりではなく正直にレビューしますが、見た目と悲鳴に反して案外怖くないです。
 身体のがっちりホールドっぷりは尋常じゃなく(そうでないとこまるんですけど)、けっこう安心できるのが原因かもしれません。スピードもそんなに速くないと思います。いや速いんですけどもっと速い絶叫マシンいっぱいあるよなという感じ。
 だた問題は酔うことです。
 酔いました。
 プテラノドンにつかまれてさらわれるという設定のライドなのですが、このプテラノドンが360度グルングルン飛ぶんですよ。
 ぶん回されてる最中頭をよぎるのは、「地獄か……」とか「プテラノドンこんな飛び方しねーだろあいつら滑空飛行だろ! いや実際どうだったかは……あががががが!」。
 あと肋骨痛いです。
 安全レバーのがっちりホールドっぷりにが加わることにより、胸がかなり圧迫されるんですよ。一回転するときは一瞬息が詰まります。
 でも話の種にはなるし、いつもどおりの気持ちになることもできました。
 まあいい経験にはなったな、という……。

 肝心の『シン・ゴジラ』ですが、娯楽としてはすばらしいものでした。
 しかし『シン・ゴジラ』の狂信者から見ればあまり納得のいく内容ではない。
『シン・ゴジラ』ではなくて、良くも悪くも設定やストーリーが「昔のゴジラ」っぽいんですよ。
 たとえばアルファベット3文字の謎部隊とか、オーバーテクノロジーな新兵器とか。メーサー砲とかスーパーXみたいな感じです。伝わると確信してる。
『シン・ゴジラ』でわたしが深く感動したのは、そういうプチ未来的、いやさレトロフューチャーな特撮要素がなかったことでした。そりゃトンデモ兵器は出てきましたよ。無人在来線爆弾とか。でもあれは今の科学力でも頑張れば造れるものでしょう。スーパーXはぜったいに造れない。その絶妙な現実感のさじ加減がすばらしかった。
 しかしUSJの『シン・ゴジラ』はちがうのだ。ゴジラの倒し方についても、説明されたとたん「……それ大阪消し飛ぶのでは……?」という思いが真っ先に頭をよぎる。もっとぶっちゃけると「これよく庵野がOK出したな」「というかこのアトラクション、シン・ゴジラ公開前に、脚本も渡されないまま作り始めたのでは」と思えるくらいです。ゴジラのデザインと熱線がシン・ゴジラなだけの、他のゴジラを観ている感じがして、非常にちぐはぐな印象を受けました。
 すごい勢いでディスりましたが、『シン・ゴジラ』として狂信者が観るのはアレでも、ひとつのアトラクションとしては非常に面白かったです。こんなにディスってんのに2回観ましたからね。
 
 アトラクションとして素直に非常に感動し、終わったあと他の乗客といっしょに拍手して、もう1回乗りたいと思ったのは、エヴァンゲリオンでした。
 いやあれはすごい。
 内容も旧エヴァの本筋にちゃんと絡んでいるし(これもツッコミどころがあるにはあるんだけど)、すさまじい未来を感じました。あれこそまさに未来の、次世代のアトラクションです。スパイダーマン・ザ・ライドがさらに3段階くらい進化したものと言えましょう。
 残念だったのは、既存のアトラクションの使い回しなので、待機列の雰囲気がちょっとエヴァから離れちゃってる場所もあったことくらい。期間限定なら仕方ない……んですが、このアトラクションが期間限定だなんてとんでもなくもったいないです。
 というわけで期間終了までにUSJに行ける人はエヴァ乗ったほうがいいです!
 わたしが行った日は(USJの基準でいえば)空いている日でしたが、エヴァとフライングダイナソーの待ち時間が群を抜いて長かったです。どうしてこのふたつが長かったのか、乗ってみて納得しました。

 それにしてもやはり十数年も経つといろいろと進化するのだなあ。
 スパイダーマンのCGも新しくなってたしね。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 20:24| Comment(0) | 日記

2017年05月18日

つくりたい

 作るのが好きなんです。
 何をって?
 作りたくなったもの、何もかも。

テラリウム1.jpg

 前の記事を書いてから早2週間以上経ちましたがまた同じ話題です。
 テラリウムです。滝の流れるやつ。
 一応「完成」とはしていましたが、このほどほんとうに「完成」しました。

テラリウム2.jpg

 動画を観ながら作ること1週間。
 コケはコケリウムを作る際に買ったものがあまっていたのでそれを利用し、そのへんのホームセンターで買ってきたアスパラガスとシダを植えたのですが、コケが足りなかったので、庭に生えてるコケで穴埋めしました。
 本当は本家の動画のように木(盆栽用の苗木らしい)を植えたかったのですが、4月って北海道じゃまだ庭いじりするような時期じゃないんですよ。だからどこの園芸店もホームセンターも本気出してないんです。
 ようやく最近花が並び始めたのであちこち行ってみたのですが、これというものが見つからず……。
 そうこうしているうちに、土が合わなかったのかわたしの世話がよくなかったのか、買ったコケが死んできちゃったのです。
 結局、最近流行りのメルカリで、ずっとほしかったコウヤノマンネングサと新しいコケを手に入れました。
 これが思ったよりもコウヤノマンネングサが大きくて、植えてみたらすっかり満足。
 あとはメンテナンスだけにしようということで、これでこのテラリウムも完成でございます。
 長かった。
 そして結局最後に頼れるのはネットでの買い物だった。

テラリウム3 (2).jpg

 このテラリウムづくりで苦労したのは、「発泡スチロールで地形を作る」という工程です。
 動画ではサクサク作ってますけど、ガラス面にぴったり密着するように発泡スチロールを切るのは素人にはほぼ不可能です。それがよくわかりました。
 どうしても隙間ができてしまうんですよ。このテラリウムも隙間からハイドロボールが少し滝壺に転がり込んできてます。
 あと、石を貼り付けたらどうなるか、ということを想像しながら傾斜とかつけなきゃならないんですけど、どうにもうまくイメージできないし、動画の真似をして作るのも難しい。
 納得はいかないまま妥協したんですが、石を貼り付けたらなんとかごまかせたという感じですかね……。
 その石を貼り付けるのもそこそこ苦労はしました。やっぱり自然のものだから、ぴったり隙間なく埋めるというのが難しくて、ところどころから白い発泡スチロールが見えてしまうのです。
 そこで発泡スチロールを溶かさないモデリングペーストに土とアクリル絵の具を混ぜてパテがわりにしました。
 厚く盛ったので完成初日にはまだ内部が乾燥していなかったらしく、アクリル絵の具とモデリングペーストが水に溶け出して白く濁ってしまうというアクシデントが発生。水を抜いて数日間乾かし、さらに水性ウレタンニスを塗りました。
 もう1回水を入れてフィルターの電源を入れたときは気が気じゃなかったんですが、それ以来濁りは発生しておらず、わたしと家族の目と耳を楽しませてくれています。

 でも思ってたより滝の流れが弱いと言いますか、滝っていうか湧き水なんですよね。恐らく国内で手に入るものの中では最も小さい水中フィルターなので、そのぶんパワーも弱いのでしょう。
 もちろんこれはこれで満足しているんですけど……やっぱり、滝! っていうのを作りたい。
 そんな気持ちが、このテラリウムの完成以降日を追うごとに強くなっていきます。
 アクアリウム関連物っていうのはハマるとヤバいみたいなんで自分で自分のことが心配なのですが、もうひとまわり大きな水槽で、もうひとまわり大きなフィルターを使って、ほんとうに「滝の流れるテラリウム」をつくってみたい。
 わたしは魚介類の匂いが苦手ですし、熱帯魚売り場や水族館の水槽を見ているだけで酔ってしまうという体質なので、生体は入れません。がさつだからぜったい死なせちゃうしね……。
 水槽に半分くらい水を入れる程度でしたら酔わないはずですので、まあ、少しずつ情報や材料を集めてつくってみようかなという気持ちであります。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 22:52| Comment(0) | 日記

2017年04月30日

しょくぶつー

 記事タイトルはWALL・EおよびEVEとはさほど関係ありません

 さて、いろんなことに広く浅く熱してはすぐ冷めるモロクっちが今月ハマっていたのは

 テラリウムでした。

 テラリウムの存在自体は数年前から知っていて、ちょっと作ってみたいなーとは思っていたのですが、そんなこじゃれたモンはこんなド田舎では手に入らないのです。当然ネットを頼ることになるのですが、でもそこまでして作らなくてもいいかという結論に至り、こんにちまで実行に移していませんでした。
 しかしついにこのド田舎にもテラリウムという概念が浸透してきたのです。
 なんととある観光用庭園(ド田舎なのでこういう施設はいくつもある)でテラリウムのワークショップが始まったのでした。
 ワークショップ……。この販売形態(?)はド田舎民であるわたしにとっての憧れでした。まず、ここにテラリウムとワークショップという概念が同時にやって来たことに感動しました。
 早速申し込もうと思っていたところ、なんと母も興味を持ったことが発覚。母はテラリウムというものを初めて知ったようでした。参加費は3000円。安いとは言えないですが、自分で材料を揃えたらもうちょっとかかるかもしれないし、ノウハウはゼロ。まったく迷わず払える値段でした。


 これが初めて作ったテラリウムだ。

 思てたんと若干ちがう
 
 いや、これはこれで気に入ってるしちゃんとテラリウムだと思うんですけど、わたしが持っていたイメージとちょっとちがったんですよ。
 そこでテラリウムについてもっとよく調べてみました。
 思てたんとちがうことになった原因はすぐにわかりました。


 わたしのテラリウムのイメージは、コケをメインにしたものだったのです。
 苔テラリウムとかコケリウムとか呼ばれているようです。
 イメージどおりのものがとても簡単にできて満足したわたしなのですが、ここで最高にして最悪の出会いがありました。



 それがこの動画だ。

 気づいたら1日に何回も再生していたわたし。
 こんなんド素人に作れるわけねーだろ、なにが「特別な技術も工具も必要ない」だ。
 そう思っていたのですが




 作りました。

 1週間かかりました。
 仕事が終わったあと深夜まで作業してたせいか、完成直前になってめっちゃぐあいわるくなりました。
 ノベライズの作業しながらこんなもん作ってるんですもの!
 そりゃ疲れて体調も悪くなるしブログも更新しないよ!
 とまあこんなふうにモロクっちは熱しやすく冷めやすい人間なのでね、また何か始めたら笑ってやってください。
 でも今月でしょくぶつのことがとても好きになりました。
 今まで両親が庭いじりしててもまったく興味なくて、手伝いさえしたことなかったのになあ。
 でもしょくぶつは人間にとってたいせつなものだ。好きになったってべつにいいじゃあないか。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 22:02| Comment(0) | 日記

2017年04月18日

発売日決定してます

 べつにめちゃくちゃ忙しいというわけではない。むしろ時間には余裕があっていろいろなことをしながらだらだら日々を送っている。なのにブログを更新していなかった。
 つまりサボっていたということですすみません。書こうと思っていたことはいくつかあるのですが……。
 取り急ぎ告知しなければならないことを一点。

 商業誌新刊、『被虐のノエル』ノベライズ1巻の発売日が決定しました。
 5/31です。
 店舗によっては特典に缶バッジがつきます。
 また、編集部が「サブタイトルが必要だろう」と判断したということで、"vow revenge"とつけました。
「復讐を誓う」という意味になります。……なるはずです。
 またmovement1とあるとおり、シリーズものになりました。まだゲーム本編も完結してないし、わたしに先のseasonのシナリオが渡されているわけでもないので(一応予定している結末だけは教えてもらったけど)、わたし自身ドキドキしながらお話の行く末を見守っております。

 こうして商業誌の依頼を受けて執筆していると、「小説を書く息抜きに小説を書く」という字面を疑うような生活を送ることになるのですが、今回は締切が厳しかったのでさすがにその余裕はありませんでした。プロットは作ってたけどね。
 しかしどうやら趣味の小説のほうはスランプ中であるらしく、いくつプロットを作って書き始めても、2,3万字で詰まってしまいます。それが1年くらい続いてるんですよねー。『常夜ノ国ノ天照』で燃料がだいぶなくなってしまったようです。アイディアは湧きつづけていて、プロットも作れているわけなので、「燃え尽きた」わけではないようですが。
 むしろ書きたいものが多すぎて絞れていない状態でしょうか。
 まあ今はテラリウムづくりにハマっているので、コケとか石とか自然のものをいじりながらのんびりスランプを脱するのを待つことにします。
 スランプ中はじたばたせずに自然と書けるようになるのを待つ、というのがわたしのやり方です。こういうときは何しようがムダなのです。長いこと小説書いてきて、ようやくそれがわかりました。
posted by モロクっち(諸口正巳) at 22:48| Comment(0) | 日記